[第45回]一言では語れない! 舞台「クザリアーナの翼」＆中国の縁起物の話

1回目は、ただただ、地球ゴージャスのエンタテインメントに圧倒されると思うんです。私も前作の「海盗セブン」を劇場で見てスゴく圧倒されました。 

その時は1回しか見られなかったんですが、ちょうど昨日、家で2回目をDVDで見たんです。見るのは約2年ぶりだったんですが、「あ、なるほどなぁ」と改めて感じるものが違ったんです。2回見ると、もっと話も入って来ますし。

「ミラチャイ」を見て下さってる方の中にも、何回か来て下さる方もいらっしゃると思うんです。ガンクツの目線、コルリの目線、また真逆にいる中村雅俊さん演じるクエーサーという大帝の目線から見た世界観は、まったく違うと思うんです。

なので、こういう意味も含めて、見どころはコレっ！ っていうのがないかもしれないですね。でも、これこそ地球ゴージャスの魅力なんだな、っというのをスゴく感じています！

――魅力的なストーリーも楽しみですが、それと同じぐらい期待しているのがダンスのスゴさです。SNH48の佐江ちゃんと異なるパフォーマンスも楽しみです。

あああ!!! オープニングからスゴイです! 地球ゴージャスを立ち上げている岸谷五朗さんと寺脇康文さんが「最初から心をつかめるね。この作品は！」とおっしゃってるので、本当に今回の作品はそういうものなんだと思います。

――お稽古が始まった当初は、役の実感がまだわかない、とのことでしたが、コルリという役についてはいかがですか？

もう“その気持ちは捨てなきゃ”って切り替えました。今は“コルリを超えなきゃ”っていう気持ちでいます。

――“コルリを超える”ですか？