「家系ラーメン全店制覇への道」
今回は、家系ラーメンの中でも見た目のインパクトが強烈なラーメンを提供する、オリジナル系の「うえむらや」、独立系の「かわべ」「風々風」の3店舗を、横浜のマニアックな情報をお届けしている「はまれぽ」がレポート!
11月某日、「横浜の家系を全店制覇! ~家系図を作ろう~」プロジェクト本部に、見た目のビジュアルが強烈な家系ラーメンがある!という情報が舞いこんできた。見た目のビジュアルといっても皆目見当もつかないが、いったいどんな家系ラーメンなのだろう……。
“家系マイスター”のマーコ氏に相談をしたところ、どうやら心当たりのある店が横浜市内に3店舗あるらしい! そこで今回は見た目が強烈な家系ラーメンという情報を元に調査を開始した。
キャベツだけでも腹いっぱいに!? 「うえむらや」
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まず最初に向かったのは記事『横浜の"家系"ナンバーワン店舗が決定! 「IEK(イエケー)48総選挙」』[ https://ure.pia.co.jp/articles/-/16130 ] の中間ランキングでもランクインした、都筑区池辺町にある「うえむらや」(オリジナル系)。
JR横浜線鴨居駅から歩いて徒歩約20分の場所に立地する同店は、マーコ氏いわく常に客足が途絶えることのない人気店なのだそう。
オーナー兼店主の小泉さんに話を伺った。同店が開店したのは1994(平成6)年8月のこと。以前からいつか自分の店を持ちたいと思っていた小泉オーナーは、当時家系ラーメン店が注目されていたことに目をつける。そこで一念発起し、それまで勤めていた外食産業を退職し、同店を立ち上げたそうだ。
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この地に同店を立ち上げた理由は、24台の車を停められる広い駐車場スペースと立地の好条件。しかし、店を立ち上げたものの、飲食店での経験はあるが家系ラーメン店では修業経験のない小泉オーナー。
そこで近くに店を構える介一家・港北店(現在・介一家うりゅう)の味をヒントに自分の感性を信じて現在の味を創り上げたという。
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同店の特徴といえば、メニューに新鮮な野菜をふんだんに使用していること。
地元の農家と提携し、その日に採れた新鮮野菜(ほうれんそうホウレンソウ、ネギ、キャベツなど)をラーメンやチャーハン、餃子ギョウザなどに使っているのだとか。
店ができた経緯や特徴は分かった。だが、インパクトのある家系ラーメンは食べられるのだろうか? 小泉オーナーに伺ったところ、「キャベ玉ラーメン」のことだと思いますよとのこと。そこで、マーコ氏と目を合わせながらおそるおそる注文してみた。
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まさにインパクト大! 写真では見たことがあったが、実際に目の当りにすると、このキャベツの量に圧倒されてしまう。味もキャベツが新鮮なためか、その甘味が口いっぱいに広がる。
見た目のインパクトもさることながら、ボリューム感がいい感じ。では今回の結果発表だ。
>家系マイスター・マーコ氏
とんこつ感・しょう油感・チー油感とすべてに関しておとなしい。しかしながら、人気店であるのも周知の事実のため、“店は味だけが全てでない”と言える代表的な店だ。
>はまれぽ編集部・千葉
キャベツの量に思わず圧倒! ただ、家系ラーメンとしてはあっさりし過ぎている。こってり味が苦手な人にはオススメ。あと店の雰囲気が明るいので家族連れや女性にいいかも。
<今回の採点>
ネ タ 度 :☆☆★★★(星2つ)
既食メニュー:キャベ玉ラーメン(700円)
じっくり採点しながらふと横を見ていると、マーコ氏が「インパクトがまだまだ足りない……」と眉間にシワを寄せながらつぶやいた。これ以上のインパクトを超える店がほかにもあるのだろうか?