スーパーマーケットの「寿司」のクオリティが激上がり中です!

近年、スーパーマーケットでは、魚屋に負けず劣らずの仕入れ力で、鮮度抜群の魚を仕入れ販売するところも珍しくなくなってきました。これに伴って各スーパーマーケットが注力し始めているのが「寿司」です。

ひと昔前のスーパーマーケットの「寿司」と言えば、賞味期限が長い押し寿司、いなり寿司などが大半でしたが、現在ではプロの魚屋・寿司店顔負けの本格にぎりを販売するところも増えてきました。

そこで今回は『サミット』、『西友』、『オオゼキ』、『東急ストア』、『アキダイ』の「寿司」を食べ比べ。各ブランドのクオリティと「寿司」の特徴に迫ります。

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  • 『サミット』「にぎり寿司[旬鮮]」(税込862円)
  • バランス良く構成された10貫
  • 『西友』「にぎり寿司 彩」(税込647円)
  • ランチなどに持ってこいの構成です
  • 『オオゼキ』「上にぎり(10貫)」(税込1382円)

『サミット』の「寿司」はネタ厳選の本格派

『サミット』「にぎり寿司[旬鮮]」(税込862円)

まずは『サミット』の「寿司」からいただきましょう。

『サミット』の惣菜のバラエティとクオリティには定評がありますが、寿司はどうでしょうか。

店頭での鮮魚コーナーでも、鮮度抜群の丸物の魚から刺身が適正な価格で販売されており、「寿司」のほうもかなり気になります。

今回は複数ある「寿司」の中から「にぎり寿司[旬鮮]」をチョイスしていただいてみることにしました。

バランス良く構成された10貫

「にぎり寿司[旬鮮]」は、まぐろ、びんちょう、えび、いくら、とろ、あじ、サーモン、ほたて、いか、げその10貫。

どのネタも鮮度が良いことに加え、これだけ入って862円。つまり、1貫あたり約86円ということになります。

『スシロー』などの回転寿司チェーンが、2貫入って150円前後で展開していることを鑑みれば、1貫単価はやや上がりますが、その分ネタが大ぶりで鮮度も良く、なかなかのお値打ちではないかと思いました。

個人的にはあじの鮮度が少々気になったものの、北海道産のいくらやほたてが入っていることを思えば、十分許容できる範囲。さすが『サミット』と言いたくなる構成でした。