『京王ストア』の「焼鳥」はコスパは劣るも鶏肉の風合いが美味

『京王ストア』「国産焼きとり盛合せ」(税込420円)

そして、最後に『京王ストア』の「焼鳥」をいただきます。

食べるのは3本パックの盛り合わせですが、計算すると1本あたり140円と、5スーパーの中で最も割高です。しかし、その割高感を覆すほどの美味しさがあれば問題はないと思います。果たしてどんな味わいを楽しませてくれるのでしょうか。

『オリンピック』『西友』よりも鶏肉の風合いが際立っています

『オリンピック』『西友』よりも鶏肉の風合いが際立っており、またタレの塩味もそこまで強くない点はより万人受けする「焼鳥」のように思いました。

ただし、1本140円は相対的に割高で、もし、近くに別のスーパーがあるのなら、そっちの「焼鳥」を買うであろう、というのが正直な感想でもありました。仮にもう10〜20円安ければ、十分満足できるはずなので、この辺は『京王ストア』にもう少しがんばってもらいたいところでもあります。

味わいは『サミット』がダントツ!

あなたはどのスーパーの「焼鳥」が気になりましたか?

ここまで『サミット』、『オリンピック』、『西友』、『東急ストア』、『京王ストア』各社の「焼鳥」を食べ比べましたが、ダントツで美味しかったのは『サミット』でした。

タレの濃厚さに賛否が分かれるかもしれませんが、鶏肉の風味、丁寧な焼き加減はスーパー界屈指であり、さすが『サミット』と言わざるを得ない出来栄えでした。

他方、独自路線の『東急ストア』の「焼鳥」もなかなか素晴らしく、鶏肉の風味を強く感じたい人には特にオススメできる一品でした。

また、どこか似た印象を覚えた『オリンピック』、『西友』、『京王ストア』の「焼鳥」ですが、これらの中なら『西友』のコスパの良さを評価したいと思いました。

さて、あなたはどのスーパーの「焼鳥」が気になりましたでしょうか。ぜひあなた好みの一品を見つけて、食べてみてくださいね。

音楽事務所、出版社勤務などを経て2001年よりフリーランス。2003年に編集プロダクション・デコ有限会社を設立。 出版物(雑誌・書籍)、WEBメディアなど多くの媒体の編集・執筆にたずさわる。エンタテインメント、カルチャー、 乗り物、飲食、料理、企業・商品の変遷、台湾などに詳しい。台湾に関する著書に『パワースポット・オブ・台湾』(玄光社)、 『台北以外の台湾ガイド』(亜紀書房)、『台湾迷路案内』(オークラ出版)などがある。