日々働きながら育児に奮闘するパパとママの日常をテーマとした「第2回 オリックス 働くパパママ川柳」の受賞作品が発表されました。
5万74作品の応募から大賞に選ばれたのは、近年社会問題化しているワンオペ育児を題材にしたもの。このワンオペ育児をポジティブに捉えた川柳が大賞となりました。気になるその内容とは・・・
大賞以外には「パパ目線賞」「ママ目線賞」「優秀賞」も発表され、どれもこれもママならうなずけ、共感できる内容ばかりです。
今回は、大賞作品と、その他各賞に選ばれた作品の中から、ママ達の心をつかむ作品を紹介します。
ママならみんな共感できる!気になる受賞作品を紹介!
パパ目線賞
「パパ子守り 子ども泣き止む ユーチューブ」
何をしても泣き止まない子どもに困り果て、最後の手段はオーディオ系。ユーチューブなら子どもの好きなアニメ系がたくさんあり、ほとんどの子どもは興味を引き泣き止み、パパもホッ。
しかし、ユーチューブで子守りをしている姿を見たママの反応はいかに・・・
ママ目線賞
「登園時 お別れのギュー ギアチェンジ」
「よく噛んで そういう母は 流し込む」
朝、保育園へ子どもを送って行き、別れる時はバイバイと抱きしめギュー。その後は即座に仕事モードにギアチェンジするママの忙しい日常がうまく表現されています。
また食事の時は子どもに「よく噛んで食べなさい」と言いつつも、そう言っている母が時間に追われ食事を流し込む姿が、多くのママ達には共感できる作品です。
優秀賞&佳作
ネットやSNS、コミュニケーションアプリ系育児川柳
「出張中 スカイプ越しに 寝かしつけ」
「昼休み クックパッドと にらめっこ」
「「じ」と打てば 「時短」「時給」と 出るスマホ」
今の時代を反映している川柳と言えますが、昼休みを有効活用するママ達の姿や、どうしたら家事を時短できるのか模索するママ達の姿が目に浮かびます。
また、出張中もスカイプを通してママの声を子どもに送り、安心させて寝かせようとするママの姿は、どこで何をしていても子どものことを気に掛ける母の思いが伝わってきますね。
多忙さ・疲れをうまく表現した川柳
「究極の 裁量労働 ママ稼業」
「リアル家事 インスタ映えに 程遠い」
「ワーママに 忖度ゼロの 仕事量」
「お迎えの ゼッケンつけて ごぼうぬき」
「川の字の まん中の子が 起きている」
「インスタ映え」や「忖度」「裁量労働」という言葉が話題性を感じますが、どれもママの多忙さとお疲れ感が伝わってくる内容となっています。
家事に育児に仕事に明け暮れるママ達のほとんどが共感できる川柳に、自分だけではない、みんなも同じ、みんな頑張っているんだと元気づけられますね。