3:「結婚したら、どんな家庭を築きたい?」

「まだ付き合うところまでは気持ちが進んでいないけれど、とりあえず初デートをした女性から、いきなり結婚後の展望を聞かれて、ドン引きしました。婚活アプリで出会ったわけではなく、仕事を介して知り合った相手です。

婚活とか結婚とか、僕にはまだまだ先のことって気がしていたときだったので、先走りすぎている女性の発言に『ないわ〜』って思っちゃいましたね。

仕事の関係者だったから、変にギクシャクするのも嫌でその場ではテキトーな返事をしてごまかしましたけど、結婚の話を初回のデート、しかも交際前の段階でするなんて、婚活アプリの出会いと勘違いしているの?って不愉快になりました。

デートに誘うのは、イコールで結婚前提という話にはならないし、かなり嫌な初デートの思い出です」(35歳男性/IT)

結婚相手を探している婚活中の女性ほど、“デート=結婚相手を見極める場”と思い込みやすいかもしれません。しかし温度感がまったく異なる男性からすれば、ドン引きする発言でしかないでしょう。

初デートで、予想もしなかったドン引きな出来事があると、2回目のデートには進まないものです。女性側は深い意味がなく発した言葉でも、男性が不快感を抱いてしまうことになれば、初デートの思い出は最悪になるでしょう。

もちろん初デートに限った話ではありませんが、デートでは相手の立場に立った振る舞いを心がけたいものです。

「グルメや旅のライティングのほか、人間観察も得意。生活に密着したテーマの取材を重ねる。旅先で過ごす時間と温泉に浸かっているときが幸せ。結婚願望がなかったのに結婚してしまい、後悔しつつ毎日を楽しんでいる。」