片思いでも恋人でも、好きな人に別れを告げられることは本当に悲しいですよね。

恨んでも憎んでも相手の気持ちは戻らず、自分だけが復縁を望んでいるようなその後もつらいですが、こんな未練はいつ終わるのでしょうか。

ある女性は、失恋の痛みが消えたときの自分について大きな発見があったといいます。

女性は何に気がついたのか、ご紹介します。

喧嘩ばかりだった彼と別れて

圭子さん(30歳)は、結婚も視野に入れてお付き合いしている彼氏がいましたが、交際は一年で破局しました。

最後の喧嘩のときに「いろいろ押し付けがましいのがしんどい」と言われ、一方的にLINEや電話をブロックされて終わったそうです。

「振り返ると、いつも私が尽くしていたというか、彼は不機嫌になると何日も音信不通になるのでそれが怖くて機嫌をとっていました。

私と意見が合わないとすぐヘソを曲げるし、喧嘩ばかりでしたね」

疲れた表情で言う圭子さんですが、「年齢的に結婚のことが頭から離れなくて、この人でも何とかしなければ、と自分を追い詰めていた気がします」と当時の焦りにも今は気づいています。

「押し付けがましい」と言われたことが心底ショックだったという圭子さんは、連絡の手段がなくなっても「自分が変われば大丈夫」とどこかで思っていたそう。

「はっきり嫌いとか好きじゃなくなったとか言われなかったことが、未練を引きずる理由だったと思います」

そう思っていましたが、結局彼が拒否の設定を解除することはなく、そのまま半年が経とうとしていました。