立ち・座り姿勢が悪い

「椅子にかなり深く腰掛けて背もたれにドーンともたれていたり、駅のホームとかでスマホを見ていて猫背になっていたりする姿を見ると、好感度は下がります。姿勢ってその人を象徴するものだと思うんですよね。

極端な話、姿勢がきれいなだけで明るい人に見えて印象がよくなるし、好感度も上がると思いますよ」(35歳/会社経営)

首と上半身が90度近くになるくらい、奇妙な姿勢でスマホに熱中している人をよく見かけます。「あの体勢はキツくないのかな?」と不思議に感じませんか。

姿勢が美しい女性を見て「素敵な人だな」と感じる男性は多いです。背筋を伸ばすことから始めてみてください。

食べ方が下品

「箸の持ち方が変だったり、食べるときに肘をついていたり、皿を近づけずに食べたり……食べ方に品のなさを感じると、途端に冷めてしまいます。どういうしつけを受けてきたんだろう、とか、見た目はきれいなのになぜ? という疑問がわいてきたりしますね」(28歳/公務員)

大人のデートに食事は欠かせません。その度に品のない食べ方をされると、見ているほうは苦々しく感じるもの。きれいな食べ方を意識して、自分自身も気持ちよく、相手にも心地よく感じてもらいたいものですね。

他にも「ぶりっ子を思わせるふるまい」や「ハンカチなどでカバーせずにくしゃみをする」「爪を噛む」「大股を開いて座る」「傘を持っているときに、前後に大きく振りながら歩く」などの仕草が挙げられていました。

すべての仕草に共通するのは、「自分自身が他人にされると嫌な仕草」だと思います。自分がされて嫌なことは人にしない――子どもの頃に教わったシンプルなルールをベースに考えると、やらない方がいい仕草に気づけるはずです。

フリー編集者・ライター。岡山県出身。中央大学法学部卒業後、楽天、リアルワールドを経てフリー編集者/ライターに。関心のあるテーマは女性の生き方や働き方、性、日本の家族制度など。結婚・離婚を一度経験。11月14日に『はたらく人の結婚しない生き方』を発売。