態度の中身を「知っていく」ことも重要

相手に対して「こうあってほしい」という理想がある場合、それを叶えてくれる姿を見ない限り「合わないかな」と感じるのは仕方がありません。

一方で、「それを叶えるかどうか」は相手しだいであって、きっかけをこちらから出して確認するのももちろんありですが、相手が期待通りの反応を返すかどうかは、自分では決められないのも事実です。

「自分が想像した返し方と違った」としても、相手の気持ちはどうなのか、もしかしたら自分と同じ状態を考えていて「出し方が違っただけ」の可能性もあります。

違和感を覚える自分の感覚はもちろん大切ですが、それと同時に「相手はなぜそう返したのか」まで知る姿勢も重要。

表面的な態度も無視してはいけないものですが、「そう思う理由は何か」まで話せるのが理解する姿勢であって、「理想と違うこと」ばかり意識が向いてしまうとかえって縁を逃がすこともあります。

知り合ったばかりでデートもまだ2回目なら、探る余地はお互いにたくさんあるはずです。

この女性の理想そのものは「高い」と感じるものではなく、自分のこれまでの失敗を反省する意識もあるからこそ、数時間のやり取りで合わないと決めてしまうのは「もったいない」と感じました。