証言4:元カノと別れてから本命に逢っていない(28歳・イベント関係)

「3年も本命に逢っていないと、元カノと別れたことを後悔することがあるんです」

そう語るのはイベント関係者の東さん(仮名)。すれ違いが原因で元カノと別れたと言いますが、恋愛に対して忍耐力がないという本当の理由を東さんが一番よく知っていました。

「元カノと別れてから、3人くらいの女の子と付き合いましたが、1ヶ月も持ちませんでしたね。友達から『それって、付き合っているうちに入らない』なんて言われて」

恋に忍耐力のない東さんと2年も付き合っていられた元カノ以上の女性が現れるのかどうか、東さんは少し不安なようです。

このケースも「別れてから元カノの偉大さがわかった」タイプ。自分を改善するなど学習する気力がないため、元カノとの復縁が不可能なら、おそらく元カノのようなタイプを追い求めることでしょう。

証言5:「歴代彼氏No.1だと思ってもらいたい」(35歳・飲食関係)

有村さん(仮名)の今の心境はかなり複雑です。というのは、三角関係の結果、元カノが他の男と結婚したというのです。

「ある日別の男が現れて、アッという間に彼女がその男と結婚することになった。元カノから好きだけどあなたと別れると言われたんです」

混乱する有村さん。略奪されたという言葉は、男のプライドに関わるため口にしません。でも男のプライドを傷つけられたことに変わりないでしょう。

その証拠に「元カノには歴代彼氏No.1だと思ってもらいたい」と虚勢を張っているのです。

三角関係の末に取り残されると、自己防衛をするために虚勢を張ることがありますが「歴代彼氏No.1だと思ってもらいたい」は、男の本音そのものだと言えます。