Q. 英語でなんて言う?  

Janet: で、新しいプロジェクトのスケジュールについて、どう思う?

Peter: ちょっと心配なんだよね。かなりきついと思うんだけど。

Janet: スケジュールを変更するよう、頼んでみたほうがいいかな?

Peter: そりゃ、もちろん。そうするしかないと思う。

Janet: でも、そうするとこのプロジェクト全体が先送りになるけど・・・。

Peter: 他に道はないんじゃない? 絶対、今の締め切りじゃ、間に合わないよ。

Janet: うーん、私も変えたいのはやまやまだけど、私が判断できることじゃないのよ。経営陣に話してみるべきだと思うわ。

ワンポイント解説

“not have a choice” しかたがない、選択肢はない

今やろうとしていること以外に、現実的なやり方や方法がない、という意味です。このフレーズは、上記の会話のように、なぜその方法しかないのかということの理由を正当化して説明するときに、よく用いられます。


“push back [project/appointment]” [ ]を先送りにする

日時やある特定のイベントを先送りにする、ということです。たいていは、約束や締め切りを延期する、ということを言います。

例)Sorry Jim, I don't think I can meet you on Tuesday. Can we push back our meeting to Wednesday?
Jim、悪いんだけど、火曜日は会えなそうなんだ。ミーティングを水曜に延期してもらえないかな?


“What else can I do?” 他に方法はある?

会話の流れによっては、上記の「他に道はない」というニュアンスで用いられることもありますが、「他に何かできることはあるの?」という意味です。他にオプションがない、ということを表します。


“there's no way” 他に道はない

この表現は、他に可能性がない、ということをダイレクトに言うときに使われます。非常にはっきりとした物言いになります。


“take up [topic] (with someone)” ( )と[ ]について話し合う

面倒なことや不満などについて誰かと話し合う、という意味です。担当者や責任者の人が、その件についての話しを聞くべきだ、ということを示すフレーズです。

例)John: Hey! Did you just give me this parking ticket?
Police Officer: Yes, you're parked illegally.
John: But there aren't any signs here.
Police Officer: I'm sorry, but there's nothing I can do. You'll have to take it up with the judge.

John: ちょっと!駐車違反のステッカーを貼ったんですか?
Police Officer: そうですよ、違法駐車です。
John: でも、どこにもサインはないじゃないないですか。
Police Officer: 申し訳ないですが、私にはどうすることもできないんですよ。判事にでも話してください。

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