前日仕込んだ生地を焼いているそうだ。

【シビタス】 夕方、翌日分のホットケーキの生地を仕込んでいた

「寝かせたほうがしっかりとふくらんでくれるからです」

焼いているところを見せていただいた。

【シビタス】 きれいに焼けたからおいしいのか。はたまた、おいしいからきれいに焼けるのか

4枚焼いてくれたのだが、どれもほぼ同じ大きさ。

素人はなかなか同じ大きさには焼けない。

ひっくり返すタイミングも絶妙。

焼き上がってくると、ホットケーキ特有の芳しい、甘い香りがただよいはじめた。

皿に盛り、バターをのせればホットケーキ(700円/以下すべて税込)の完成。

「バターは日高の有塩バターとよつ葉バターを交互に使っています」

「シロップはお客様ご自身でかけていただきます」

【シビタス】 自分でシロップをかけるスタイル。「おかわりしたい方は申し出てください」

焼き上がったホットケーキに自家製メイプル風味シロップが入ったポットをそえて出す。

この店ではシロップをかけてもらえないのだろうか。

「お客様ご自身でかけていただきます。皆さん、シロップが大好きなんです。好きなだけかけてください(笑)。おかわりを頼まれればお出しします」

なかには皿に残ったシロップを飲む人もいるそうな。

【シビタス】 厨房で作っているメイプル風味シロップ。小さなポットに移して供する

万惣直系のシビタスが焼き続けてきたホットケーキはあまり大きくはないが、やや厚みがある気がした。

香りもよく、ほどよく甘い。

【シビタス】 おいしいホットケーキは、断面もおいしそうだ