彼氏がぬるいクソサブカルの場合、基本的にサブカル係数で相手を上回らないことを心がけた方がいいと思うんよね。「こいつ、俺より深いところいるぞ」って思われると、彼氏が萎縮しちゃう可能性があるからね。

宮台真司、大塚英志、澁澤龍彦、根本敬、日本赤軍関連の書籍や、青林堂の漫画なんかは本棚の奥の方にしまうのがええやろ。

基本的に同世代にウケてるような漫画や本を揃えて安心感を演出しつつ、彼氏が「最近こんなん読んでさ~」って、ドヤ顔でつげ義春の「無能の人」を出してきたら、「あぁ~!なんか名前だけ聞いたことある~!私も前から気になってたんだよね!貸して貸して~!」なんつって、初めて見るような顔で再読してあげるのがええと思うよ。

「それ読んだならこっちも読みなよ」って言って、本棚から「蟻地獄・枯野の宿」を出して薦めたりすると、彼氏は「え…。俺、別にそこまで求めてないけど…」って引いちゃうかもしれん。
 

まぁでも全方位的に一番ウケがいいのは「ジョジョ」やない? 文化系の男でジョジョが嫌いって人はあんまりおらんと思うし、ブチャラティのフィギュアを飾るぐらいディープに好きでも「お~!ジョジョ好きなんだ~! 何部何部~! 何部好きな人~!?」って向こうのテンションも上がるはず。

あとはオインゴボインゴになった彼氏のスティッキーをフィンガーズしてやればザッツ・オール! 優しい彼氏なら、ストーンオーシャンの最後の方の意味のわからなさも解説してくれるはずだよ!(おじさんもよく分からんけど)

 

 

※本記事は「とんかつ教室」[ https://blog.goope.jp/ ] の記事を再掲載したものです。

▼飲食店向けホームページ作成サービス「Goope(グーペ)」
https://goope.jp/

 

株式会社バーグハンバーグバーグは、変テコなWEBコンテンツ制作・運営や映像制作、執筆活動などを得意としているコンテンツメーカーです。ギリギリセーフをモットーに絶妙なラインをキープしつつ、ギャップを利かせた企画で世界を闇に包むのが目的。自社メディア「オモコロ」も基本毎日更新しています。