メンタルが不安定になりやすい人の特徴

以下は、メンタルが不安定になりやすい人の特徴をまとめたチェックリストです。

・睡眠時間が足りていない
・ストレスが多い
・ホルモンバランスが乱れている
・SNSをチェックしがち
・自分の悩みや気持ちを他人に話しにくい
・完璧主義
・分析力が高い

睡眠不足やストレス、ホルモンバランスの乱れは、感情を司る自律神経に影響を与えます。

SNSで自分と他人を比べてしまうと自己肯定感が下がり、気分が落ち込む原因に。また、完璧主義者や分析力の高い人は、目標達成できなかったり失敗したりしたときに、メンタルが不安定になってしまうことが多いです。

前述した人生の変化や季節の変わり目などの要因が重なると、よりメンタルの不調が起こりやすくなるため、春はとくに注意しましょう。

メンタルが安定しやすくなるメンタルコントロール

メンタルコントロールとは、自分でストレスや気持ちを管理(メンタルトレーニング)したり心身を健康に近づけたりして、メンタルの安定を目指すことです。

具体的なメンタルコントロールには「客観的に自分の心理状態を見つめるために、ノートに気持ちを書き出し整理する」「思い込みによるネガティブな感情を抑え、何事もポジティブにとらえる(アファメーション)」「マインドフルネス瞑想して、自分自身と深く向き合い精神面を整える」などがあります。

自分が取り入れやすいものから実践しましょう。

また、メンタルを安定させるには「セロトニン」を増やす生活習慣も大切です。セロトニンは幸せホルモンと呼ばれており、メンタルを安定させる効果をもっています。

セロトニンを増やすには「朝起きたら日光浴をする」「セロトニンの材料になるトリプトファンを摂取する」「適度な運動をする」などの方法があります。

トリプトファンを多く含む食材は、大豆製品や乳製品、たまご、バナナなどです。運動はウォーキングや階段昇降などの同じ動作を繰り返すものが向いています。

セロトニンが不足すると、メンタルトレーニングの効果が出にくくなるため、上記のセロトニンを増やす行動を毎日のルーティンに取り入れましょう。