価値観が共有しづらい、合わせづらい

「笑い話として話した話題に、彼女から微妙な反応をされたとき」と話すのは男性Bさん。

『笑いのツボが違うのかな?』と気にしてなかったけど。俺が選んだお店に、『もっといいお店、知らないの?』と言ってきたり。俺が着ている服に、『安いメーカーのやつ着ているね』と注文を付けてきたり……」

「かわいいんだけど、性格がちょっとキツくて、価値観も合わせづらいなと思って、別れちゃった……」

趣味、価値観、考え方などの違いを、お互いがどう受け止められるかによって、ふたりの関係は変わってくるでしょう。

それこそ、相手と趣味が違っても、相手の趣味に興味を持てれば、いい刺激となり、いい関係も築けるはず。

お金、食べ物の好き嫌い、服やお店に対する価値などにも同じことが言えますよね。

少しでも相手に合わせようと思ったり、相手のために理解しようと思ったりできるのであれば、お互いのことが少しずつわかっていくでしょう。

そうした付き合いができる関係なら、きっと上手くいくでしょうし、素敵な恋愛ができますよね。

自分のこだわりを理解してくれない

「ドアの閉め方が上品な人はいいなって思います。逆にバンバンと強く閉める人は、『うーん』って思う」と、車好きな男性Cさんは話します。

「男友達に話すと、『そんなことで?(笑)』『そのくらい許してやれよ』と言われるんですが。俺にとっては気になることなんです」

誰しもが好きなもの、こだわり、習慣があるものです。価値観、考え方とも捉えられるでしょうか。

たとえば、お酒が好きな男性に、「お酒をやめて」と要求するのはなかなか酷なもの。

女性も、美容が好きなのに「そんな高い化粧水買って」と言われても困ってしまいますよね。

結婚すると生活が問題となるので、話し合う場面はあると思いますが――。

少なくとも相手の好き嫌い、こだわり等は尊重し、気遣ってあげたほうが、ふたりの関係は上手くいきやすいでしょう。