「態度が変わらない」のは信頼の強さ

「長い付き合いの女友達は、いつ連絡してもテンションが同じで会話が弾むので、人として好きでした。

恋愛感情があると気がついたのは、僕が仕事でミスをして落ち込んでいるときも変に突き放したりせずいつも通りに会話に付き合ってくれて、その後も態度が変わらないことに安心したから。

弱い自分を見せてもいいんだと思えたのは、この女性だけです」(35歳/営業)

「前の彼女は自分の機嫌しだいで俺への態度が変わるのが大変だったけど、今の彼女は付き合う前からいつも様子が安定しているというか、気持ちの切り替えが上手いところを好きになりました。

大変なときに愚痴は吐くけど、俺に八つ当たりとかしてこないし、自分の問題に人を巻き込まない人間性を好きだと思いますね」(27歳/製造)

「自分に接するときの態度がいつも変わらない」ことは、そのメンタルの安定に信頼を覚えます。

自分が大変なときやストレスを抱えているときなど、身近な人にはつい不機嫌さを出してしまいますが、そうではなく自分と接するときにきちんと気持ちを切り替えることができる姿に、芯の強さを感じるのですね。

態度が一貫していることは、自分のことを見せてもいいのだという安心感も生みます。

喜怒哀楽を自由に出す姿が魅力に見えると考える女性がいますが、そのうえで相手との間に境界線を引いて自分の状態に巻き込まないことが、男性にとっては安心して好きになれる点ではないでしょうか。