NG2:相手の長所を過大評価しすぎる

相手の長所を見るスタイルは、恋活や婚活においてターゲットを広げられるという視点では有利です。しかし相手の長所ばかりを見て、短所には完全に目を瞑ってしまうと、お付き合いをしてからハズレとしか言えないようなダメな男性とも深入りしやすくなってしまいます。

相手の長所を最初に過大評価しすぎてしまうのは、恋愛においてはマイナスも大きいため、要注意です。

恋愛初期のアドレナリンが出まくっている時期に多く、実際にはたいした長所ではなくても、まるで理想の相手に巡り合ったかのように錯覚して、恋に舞い上がってしまうパターンにも通じます。

筆者が見てきたケースだと、好きになった男性が「経営者」というだけで全てにおいて優秀だと思い込んだり、デートが割り勘ではなく男性が全額払ってくれているというだけで、自分が特別に大事にされていると勘違いしたり……といった女性がいました。こういった“過大評価”で相手を実物以上に「いい人」だと思い込んで交際を始めた結果として、思っていたような人ではないからと幻滅し、すぐに別れてしまうケースをいくつも見ています。

長所を評価することは間違っていませんが、過大評価をしすぎると、現実がわかってきたときに大きな幻滅を招くだけでなく、自分よりも相手を優れていると思ってしまうとふたりの関係性に優劣が出てしまって、彼がモラハラをしたり彼女を下に見たりするきっかけにもつながるります。いい恋愛から遠ざかってしまうNGと言えるでしょう。