「好き好き」アピールは控えめに

自分がどれだけ彼のことを好きか伝えるためにLINEを使おうとしているなら、その認識は間違っています。

LINEで好き好きビームを発しても、あいにくほとんどが逆効果。特に恋愛初期は、こちらの想いをオープンに伝えすぎても、男性に「受け止めきれない……」と後ずさりされてしまいます。

こちらの愛情アピールはひかえめに。熱意をグイグイ伝えるより、好意をそれとなく漂わせるくらいの方が、彼の関心を引き寄せることができる、と高野さん。

あくまでも「愛する」より「愛される」ためのメッセージに仕上げましょう。

これからもう少し説明しますが、女性側の熱烈な愛情ではなく「あなたのおかげでこんなに喜んでいる」というお手柄感を伝えることが、愛され上手になる秘訣なのです。

無意識のうちに彼を責めるのはNG

「連絡が来ないとさびしい」「会えなくてツラい」というように、彼を好きだから……というつもりで発した言葉が、彼を遠ざける原因になるケースがあります。

彼女がさびしいのは自分のせいか、彼女がツラいのはオレが悪いのか? 彼が「責められている」という方向にキャッチしてしまう確率は、結構高めです。

さびしさやつらさは、できる限り「彼のせい」にしないこと。そこで著者は、さびしさの理由は彼以外のことで捏造するというテクニックを伝授しています。

仲の良かった友達が離れてしまったとか、仕事で上司から厳しく注意を受けたなどなど、何かしら他の理由を作るのです。

そして、「彼のせい」で落ちこむわけではなく「彼のおかげ」で明るい気持ちになれるんだよ、と相手に励まし役を振る。彼をヒーローにすることで、愛されメッセージは完成します!

さあ、実験してみましょう!

著者は、まるで生物学者のように「実験」することを勧めています。「これは彼に効いているかな?」と、一つ一つ冷静に反応を観察して、個人差を把握していってください。

こういったポイントをおさえてメッセージを送り続けた結果、彼とのLINEのやりとりに素敵な変化が表れたという例も数多いそう。無理めの彼に恋している方も参考にしてもらえればと思います。

女性の生きにくさをちょっぴり軽くするコラムニスト。医療従事者向けの情報サイトでメディカルコミュニケーターを勤めたのち、『OKGuide』にて読者のあらゆる疑問・お悩みを解消に導くガイド記事を提供している。今や絶滅寸前の女子短大卒。