8. 好き過ぎてつらい
ときめかなくなった。退屈で恋愛感情がわかなくなった。もしかしたら、他にはっきり言えない理由があるのかもしれません。
「はっきり言うとあなたがキレるから」
怒って収拾がつかなくなって、面倒になるので気を使った。
「察しがいいから、わかってくれるだろ?」
物わかりのいい女だからぼかして言ってみた。
「これ以上言わせるなよ。おまえは頭がいいから、わかってくれるよな……」
こんな風に言われたらなにも言えませんよね。上手いと思います。サバサバ系の女性には効く一撃です。
意味不明の理由は、言いたくないだけ。変な理由づけしているだけ。優しすぎるからではなく、優しい人と思われていたいがため。
相手が傷つくのを最小限に抑えてくれているのですから、優しいと言えば優しいわけですが。
とにかく、悪い人と思われたくないのです。筆者の場合は、言葉をそのままうのみにする性格でしたので「そうなのか、好きすぎて別れることもあるのね……」と本気で思っていました。よく考えればそんなことあるわけないのに、ロマンチックに言われたのでロマンチックに解釈していました。単純ですね。そう言いながらも納得できず、引きずっていましたが。
今では彼の気持ちも意図もわかるようになりました。「察してくれよ。泥沼になるのも面倒だし、恨まれずに別れたいなぁ」というところでしょう。
「優しい理由だったから、もしかしてすぐやり直せるかも」
そう考えてしまうことは多いです。でも、男性の場合は優しい言い方でも心の中では、別れの決意が固かったりします。
でも、別れをむりに引き伸ばしているよりいいですよね。
いかがでしたか?
もし復縁に向けて本当の理由を知りたいのなら、まず自分の行動を振り返ってみます。自分に飽きたのか、嫌気がさしたのか、心変わりか、何かのプレッシャーか。それで心当たりがなければ別の女性の出現と思いましょう。それらをふまえてまた対策を練る必要があります。
復縁しないのなら別れた理由をあれこれ思い悩んでもしかたない気もします。「あー美しい別れ方だった」でいいと思いますよ。