簡単に育てられて、成長が楽しめる野菜3選

写真は紅白はつか大根。長細い形が特徴で、まだまだこれから大きくなりそう。

●ラディッシュ(二十日大根)
小さい頃に育てたことがある、という人も多いのでは?20日ほどで収穫できることから、「二十日大根」という名前で親しまれていますよね。短期間で育てることができるので、「すぐに収穫してみたい!」という人にオススメです。

種まきは7月~11月頃までが好適ですが、真夏と真冬を除けば1年中栽培ができるので、とてもチャレンジしやすい野菜です。「大根が苦手」という人も葉っぱを味噌汁に入れたり、炒めものに使えば重宝しやすいのでは?

 
 

種をつけながら伸びていくネギ。見慣れているネギも、育つところを見ると新鮮な気持ちになりますね。

●万能葉ネギ
ネギは料理になんでも使えるので、家でできるととても便利ですよね。スーパーで売られている立派なものでなくても、ちょっとした料理のアクセントに使えれば御の字。

種撒き時期は3月~11月といわれています。ですが地域によって若干異なるので、天候もよく観察しながら蒔くようにしましょう。

葉ネギはラディッシュと違って、比較的夏の暑さ、冬の寒さに強いのが特徴です。収穫時期は7月に種撒きをして10月に収穫。3ヶ月を目安に、様子を見ながら冬以降に収穫してみてもいいかもしれませんね。
 

 

育ったらすぐ収穫。でないと日を追うごとに、色が変わってしまいます

●サラダミックス、ベビーリーフ
一見ピンとこない名前ですが、数種類のサラダ菜が混じったものと思ってください。ホームセンターの販売コーナーに行くと、必ず見かけるのでぜひチェックしてみて。

ちなみに筆者が購入した種には、ベビー小松菜、サラダ水菜、グリーンリーフ、クレソン、チコリなどが含まれていました。こちらは発芽適温が15~20℃、生育適温が15~25℃であればいつでも栽培が可能です。

野菜は収穫してしまえばそれでお終いですが、サラダミックスの場合はネギと同様に芯を残して収穫すれば、また収穫できるのが美味しいところ。通常は2~3週間くらいで収穫できますよ。