お客様が全員出るのを見届けて、店長さんにインタビュー開始!
店長の大沢さんは、若くて爽やかな雰囲気の方でした。
大沢さんがこのお店をオープンする決意をしたのは約1年前の2013(平成25)年9月。以前はコインパーキングの中にある焼き鳥屋さんだったが、現在パーキングは工事中。工事が終わっても、この場所でラーメン店は続けるという。
当時運送系の会社に勤務していた大沢さんのもとに、知り合いから「ちょっと面白い物件があるから、そこでお店をやってみないか?」という話が舞い込んできた。その人物が、この物件の所有者だったのだ。
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若いころから飲食店でのアルバイト経験があり、飲食業に興味があった大沢さん。
まずは物件を一目見てみようと足を運び、この建物を見た瞬間に「これは面白い! やってみよう」と決意したそうだ。
以前の所有者が焼き鳥屋さんとして利用していたため、店内は既に飲食店仕様になっていた。余計な改装を行わずに居ぬきで使用できたおかげで、改装費を大幅にカットすることができた。
店内は確かに焼き鳥屋さんの雰囲気がある。
「焼き鳥屋さんの名前も、変更せずにそのまま使用させていただくことにしました。ですから表の看板は、一部分だけ直して使っているんですよ。」
確かに、「ラーメン鳥竹」の「ラーメン」の部分だけを後からカスタムした様子がうかがえる。
ただし、焼き鳥屋さん時代は建物の二階部分を座敷席として活用していたそうだが、大沢さんが見にきたときは既に屋根が吹き飛んでおり、二階部分は使用できる状態ではなかったという。
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現在は適度に補強して、二階部分は倉庫程度で活用しているとのことで、屋根には修繕の努力の跡が見られる。