「自然災害など、何かあったとき、自力で家から迎えに行けることが第一条件」(8歳・男の子のママ)
有事のとき、離れて過ごすのは親も子どももとても不安なことでしょう。
万一のとき、どうやって子どもを迎えに行くかを事前に考えておくといいかもしれませんね。
2位にわずか及ばず3位にランクインしたのは「先生の対応」。
「少人数体制で、先生方がベテランで子だくさん家庭。障害のある子や病気で毎日薬を飲まなくてはいけない子も快く受け入れてくれていると評判が良く、遠くからも通っている子もいると聞いたので。長女は体が弱く長男は発達遅れなのでそこに決めた」(8歳と7歳と1歳・男の子、12歳と10歳と3歳・女の子のママ)
アレルギーがあったりおむつが取れていないと受け入れてくれない幼稚園もあるそうです。
そんななか、それぞれの子どもの事情を理解し、サポートしてくれる先生がいる幼稚園だとママも心強いですね。
同じく3位に「月謝」が挙げられました。
「小学校横の公立幼稚園一択。経済面で私立園を選ぶ余裕もなかったし、学区の子の大半はこの園出身だとかで、他を検討しなくてもいいやとなりました」(3歳・女の子のママ)
月謝が安いというのももちろん決め手ではありますが、卒園後まで見据えたママは小学校に入ったときに顔見知りの友達がいるかどうかまで考えているようです。
同じ小学校に通う予定の子が多くいる幼稚園に転園したり、幼稚園でのお友達が多い学区域内に引っ越したり...という経験談も耳にします。
出費を抑えたいのなら、小学校入学のことまで考えて検討する必要もありそうです。
5位は「教育方針」。
「セレブ系お受験幼稚園」(4歳・男の子のママ)をはじめ、英語や音楽教育に力を入れている幼稚園を選び、子どもが小さいうちからいい教育を受けさせたいという熱心なママもいました。
6位以下にはママの負担を軽くしてくれる給食や園バス、延長保育の有無がありましたが、これらを重視したママたちはほんのわずかでした。
また、口コミを頼りにしたママも少数派で、自分の目でしっかりと見極めた人が多いようです。
生まれてから一日のほとんどがママといっしょだった子どもが、初めてママと離れて過ごす幼稚園生活。ママにとっても、世界がぐんと広がる節目となります。
心配は尽きないと思いますが、そんな不安も、たくさんの「楽しい!」に変わる幼稚園にめぐり会えるといいですね。