都合のいい部分だけ切り取り問題

持論に有利な部分だけ使ってやがる

自分の言いたいこと、アピールしたい意見のために、外国の都合のいい部分だけを引用するパターンです。
(図の例はベタですが、永世中立国スイスが武装してる実際をすっ飛ばして「他所の戦争に参加しない」ところだけを使う人です)

これは海外例えに限らず、日常のあらゆる場面で陥るダメロジックです。

その分野に明るい人相手にこれをやらかすと残念な人確定してしまうので、気を付けましょう。

都合のいい面ばかり見るなーーー!!

ここじゃないどこかに理想の楽園なんてねえぞーーー!!

 

日本をくさすためだけに言ってる問題

日本や何かを下に見て気持ちよくなろうとしてはる

海外例えのダメなパターンの中でも、特に悪質なものがコレです。

問題提起でもなく、何ら建設的な答えを出さず、ただ何かを下に見て気持ちよくなろうとする下品な人ですね。

海外を例にあげて、「ソレに比べて日本はダメ」と言いたいだけでは、何の意味もありません! 「だからこうするべきである」という対案が示されて初めて意味があるのです!

わかったか田吾作がぁーーーっ!!

気持ちよくなってる場合じゃねえぞーーーー!!

 

伝聞うのみ問題

行ったことはないし見たこともないけど、そうらしい

自分はその国に行ったこともないし、ちゃんと勉強したワケではないけれど「海外ではこうらしい」という伝聞のみで話すやつ。

レディーファースト論などで、度々登場するのがこれです。

見て来たんか!! お前見て来たんか!!

単純に説得力がないだけにとどまらず、伝聞を鵜呑みにする危険性は、実は笑いごとではなく戦争すら起こしかねない悪習です。

戒めましょう!

  

実体験に自信持ち過ぎ問題

実体験という最強の武器にむしろ呪われてらっしゃる

これまで上げてきた例の中では高度であり、有識者と呼ばれる人々ですら時々陥ってしまうのがこのパターン。

実際に海外に行った経験を元に話すことは素晴らしいことですが、自分の見た範囲の話を他者や全体にも当てはめられるとウンザリです。

東京に住んだことがあるからって、日本のすべてを知ったように話されたら、たまったもんじゃないでしょーが!

素晴らしい経験を持っているからこそ、それがすべてだとは思わないことが肝要です。

「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ」

誰か知りませんが、いいこと言ったもんですね。私が言ったことになりませんかね、これ。