興味を持って楽しく学べる!勉強を遊びに変える方法
小学生がつまずきやすいものの1つに「漢字」がありますが、漢字は小学校の6年間ずっと付き合わなければなりません。
1年生のうちは「山」や「川」など簡単なものが多いですが、学年が上がるにつれ「部首」というものが出てきて、さらには「音読み」「訓読み」までが出てくることになります。
そうなると一層難しくなり、宿題がなかなか進まずにつまずく子供が増えてきます。
そんな子供がつまずきやすい「漢字」を遊びに変えてしまうのが、「部首ポスター」を壁に貼って新聞から部首をさがす「部首遊び」です。
また、「部首ビンゴ」はビンゴゲームの感覚で部首を覚えるゲームですが、「楽しく遊ぶように勉強する子の育て方」には、このような勉強を遊びに変えられるような付録がついています。
それ以外にも「日本地図ポスター」や「歴史人物カード」もついているので、テレビの天気予報を見ながら「今日台風がくる沖縄県ってどこかな?」と当てるゲームをしてみたり、歴史に出てくる人物1人1人にあだ名をつけて「頑張って戦い、天下統一を果たした強い戦国武将って誰だっけ?」と問題を出して当てていくゲームをしたりと、付録を使えば勉強を遊びに変えることは簡単です。
また、「植物分類表」や「月のカレンダー」を部屋に貼って、食事をしながら野菜の分類を当ててみたり、月を見ながら「今日の月は三日月かな?上弦の月かな?」とカレンダーと照らし合わせながら当てさせたりと、生活の中のちょっとしたことがゲームとなり、それを勉強につなげることも出来てしまいます。
何に興味を持つかは子供によってそれぞれですが、まずは興味のアンテナを立てることが大切です。
子育てのゴールのために大切なこと
子育てのゴールは子供の「精神的自立と経済的自立」ですが、言い換えれば「人生に勝てる子に育てる」事。
そのために大切なことは「好きなことがあるかどうか」であり、親は子供が好きで夢中になれることを一緒に探し、それを仕事に変えていくことを助ける役目があると小室氏は本の中でも言っています。
子供が親の言うことを素直に聞くのは小学校まで。
それまでの間に親は子供が打ち込めることを一緒に見つけていくことが必要です。その入り口として、子供が好きな遊びを勉強に変え、興味をどんどん引き出せる環境を作ってあげることは重要ですね。
ちょっとした工夫で勉強を遊びに変えることはできますから、是非試してみてください。