相手を褒めることは、相手との関係を良好にしたり、相手の気分ややる気を高めたり、相手の長所だけでなく短所ですら良い方向へ伸ばす可能性も秘めています。

褒め方には3種類あります。これらを知ることで、褒め上手を目指してみませんか?

3つの褒め方をマスターしよう!

では、詳しくご紹介します。

1. とりあえず褒める

褒めた後に相手がどんな気分になるか、行動がどう変わるかを予想せずに褒めることです。

例えば、男性上司が女性社員に「〇〇ちゃん、今日もかわいいね~!」と言うのがこの“とりあえず褒める”に当てはまります。

しかし、言われた女性社員は「なんか気持ち悪い…。」「褒めるのなら仕事を褒めてよ!」などと感じる場合も多いのではないでしょうか。

これが“とりあえず褒める”ことの危険な部分で、相手がどう思うか分からない分、褒めたつもりでも悪い方に向いてしまうことがあるのです。

無論、全く褒めないよりは、とりあえずであっても褒めていた方がよっぽど良いですので、褒めるのが苦手な方は、まずはここからはじめてみてはいかがでしょうか。

2. 良いところを見つけて褒める

一般的に言われる"褒める”ということです。

仕事をきめ細やかにやってくれる人に「いつも丁寧にしてくれているおかげで助かっているよ。」という風に褒めることがこれに当てはまります。

「いつも手伝ってくれて嬉しいな!」
「今日のご飯、いつも以上においしいね」
「英語の成績、クラスで一番だったんだね、すごいね!」

これらの言葉が『良いところを褒める』の例です。

良いところを褒められた人は、自分の良いところを再認識できますし、気分も良くなります。そして、それがお互いの良好な人間関係にも繋がっていきます。

相手の良いところを褒められるレベルにまでなると、かなりの褒め上手。

相手を認めることができると、周りからも認められるので、ぜひともこのレベルを目指していきたいところです。