幼稚園・保育園の送り迎えや、お買い物。小さな子どもをママチャリに同乗させていて、ヒヤッとした経験はありませんか?
 

子どもを乗せてママチャリで走るのはけっこう大変!

我が家は、幼児2人同乗用の電動アシスト付きママチャリで、5歳と3歳の子どもを、保育園に送迎しています。子ども2人合わせて、20kgは超えているので、妻はもちろん、男性の私でさえ、運転にはかなり神経をすり減らします。特に雨の日や、風が強い日は、バランスを保ちながら、真っ直ぐ走行するだけで、精一杯。
今までに、ちょっとした段差を越えようとして、滑ってしまったり、子どもが騒いでバランスを崩して、倒れてしまったり、夫婦ともども、何回かトラブルがありました。
幸い、子どもは怪我をしませんでした。が、親は、膝を擦りむいてしまったり、体の筋を痛めてしまったり、散々です。

知り合いのとあるママは、信号待ちでバランスを崩して、なんとか倒れないように踏ん張ったら、足の骨にヒビが入ってしまった……なんて事態も経験したそうです。
 

時間に追われて、ついつい……

親としては、子どもたちを自転車で送り迎えするのは、できれば避けたいのですが、我が家のケースでは、子どもの足で30分以上掛かってしまう距離に保育園がある以上、やむを得ません。私たち親にできるのは、せめて、安全に気を配ることくらい。

でも、気をつけているつもりでも、危険はあちこちに潜んでいます。経験上、「時間に追われているとき」が、いちばん危険です。

先日、スーパーで、買ったトイレットペーパーをカゴに乗せきれず、子どもに持たせていたママを見かけました。窮屈で、見た目にはバランスを取るのが大変そうでした。トイレットペーパーや、箱ティッシュは、どうしても自転車カゴには乗せきれません。かと言って、切らしていれば「買って帰らなきゃ」という思いが先に立って、買ってしまってから「どうやって持って帰ろう……」と途方に暮れることがあるんですよね。

私も人のことは言えず、急いでいて、赤信号に変わるタイミングを見逃してしまったことがありました。

子どもたちを乗せたまま、急ブレーキで止まらざるを得ませんでした。子どもたちは無事でしたが、ちょうど居合わせた初老の男性に、「危ない」と小言を言われる始末……。なるべく、心に余裕を持った状態で運転しなければな、と実感した出来事でした。