妖怪ウォッチ
最後を締めくくるのは、今年その名を聞かなかった人はいないであろう「妖怪ウォッチ」。
発売中のニンテンドー3DS用ソフト『妖怪ウォッチ2 元祖/本家/真打』の累計出荷本数は、500万本を突破。この年末年始は映画館で妖怪ダンス、という親子も多いのでは。
この一大妖怪現象の要因のひとつは、子どもだけでなく、親の心をも掴んだことだとも言われています。
登場する妖怪たちを見ると、どうみても“口裂け女”がベースの「口だけ女」、『ゲゲゲの鬼太郎』の“ぬりかべ”を彷彿とさせる「ムリカベ」、映画『グレムリン』から?“グレる”という言葉も昭和的な「グレルリン」…。「昭和世代の親」を狙ったネーミングが次々と出てきます。
さらに、妖怪を悪、敵として戦って倒していく「バトルもの」ではなく、「友達になっていく」という設定が安心して見せられるのもポイント。
そして最もママたちに支持される理由が、“子どもを叱るときに使える”ということ。
子供が約束を守らない時、自分が子供の希望を聞けないとき、“妖怪のせい”にすることでその場が和み、親子のコミュニケーションのきっかけにもなりました。頭ごなしに「○○しなさい!」と怒るよりもいいですよね。
・子どもを叱るときに使える!?『妖怪ウォッチ』が親にもウケる3つの理由(上原 千都世)
・妖怪ウォッチに学べ! 大人が使える「妖怪のせいだよ」言い訳図鑑(天乃 聖樹)
さて、話題満載だった2014年。あなたにとっては良い1年となりましたか?
家事に育児に(仕事に)、何かと忙しいママ業。でも子育てには楽しい事、うれしい事がいっぱい。1年間でみるみる成長している子どもたちを見ているのも面白いものですよね。
あとはパパさえもう少し…なんて小言は一旦止めて、年末年始はホノボーノを召喚! 家族楽しく、明るく過ごせるといいですね。