日経トレンディの2015年ヒット予測ランキングで堂々の4位ランクインを果たした「ライスミルク」。

“第3のミルク”として昨年から注目を集めているアーモンドミルクの後に続くことができるのか、その栄養価や味はいかに…。
 

お米のドリンク!? ライスミルクとは

その名の通り、米を原料とするドリンク。玄米を中心に、植物油や食塩、水などを原料とした植物性の牛乳のようなものです。

日本ではコストコや成城石井、ナチュラルローソンなどの輸入食材やオーガニック食材を扱うスーパーで取り扱う店舗がちらほらあり、まだまだネットでの販売が主流のようです。

そのまま飲むのはもちろん、料理に使うことも多いようなので、大豆・乳・小麦アレルギーやベジタリアンの方の代替品としても飲まれているようです。

牛乳に比べて低カロリー・低脂肪でコレステロールを含まないためダイエットにもぴったり。実際いくらで買えるのか、味はどうなのか、調べてみました。
 

一体どこで買えるんだ? ライスミルクを求めて歩く歩く…

高級スーパーやおしゃれなオーガニック食材店が至る所にある都心と違い、筆者が住んでいるのは埼玉県某所。ライスミルクを探す旅は予想以上に時間が掛かりました。

まず、最寄りの駅周辺のスーパーは全滅。隣駅まで足を延ばし、成城石井や輸入食材を多く扱う店を周ってようやく7軒目で見つけることができました。買ったのはこの2点。

(右)「Bridge ライスドリンク(オリジナル)」194円/200ml(原材料:有機米、有機食用ひまわり油、有機食用紅花油、食塩)
(左)「植物性酵素ドリンク GEN-MY」297円/195ml(原材料:玄米)
※価格は購入した店での値段です

「Bridge ライスドリンク(オリジナル)」
「植物性酵素ドリンク GEN-MY」
 

GEN-MYは200ml弱で約300円。少し高いですが、国産玄米100%で香料、保存料、着色料、甘味料無添加のうえ、独自の製法で栄養吸収率を飛躍的に高めた植物性酵素ドリンクとのことで、かなり手間がかかっている印象です。

味はと言うと…牛乳のように白い「Bridge ライスドリンク」は、さらさらとした甘い牛乳のような味でした。少し茶色くカフェオレのような色の「GEN-MY」は、甘い!
玄米の澱粉部分をオリゴ糖に分解しているそうですが、それだけでこんなに甘くなるんだと驚きました。

玄米の風味があり、飲んだ後に粉っぽさが残るのが特徴のようです。個人的にはBridgeライスドリンクのほうが飲みやすかったのですが、玄米の味を楽しみたい人はGEN-MYのほうがおすすめです。しかし、どちらも売っている場所が少なく値段も高め。日常的に取り入れるには少し難しいかも……。