台湾グルメは本場の小龍包から
さあ、荷物も置いて身軽になったら、次はグルメ。
台北に来たら、最初はやっぱり小龍包でしょ! というわけで向かったのは、「西門」からMRT(都市鉄道)で隣の駅の「台北」で乗り換えたひとつめの駅「中山」にある「京鼎樓」。
今回の主な移動手段はMRTを利用しました。こちらは「悠遊卡(Easy Card)」を使うと便利です。
「悠遊卡(Easy Card)」は日本のSuicaやPASMOと同じチャージ式プリペイドカードで、374円(100元)はデポジットで返却時に払い戻される。今回の旅では748円(200元)チャージしました。
「京鼎樓」は日本にも支店があるけど、本場の味はやっぱり違う。店頭からたくさんの料理人が作っているのが見られるのもライブ感満載!その日の朝に仕入れた豚肉を使っているんだそう。
豚足からとったアンの中のスープのコラーゲンがセイロで蒸すことで溶け出し、ジューシーな肉汁になって口の中に溢れ出すんだからたまりません。長ネギとの相性もバツグンだし、10個673円(180元)でこんな至福の味が堪能できるなんて! パウダー状のこだわりの烏龍茶を皮と具材に練り込んだ烏龍茶小龍包10個 748円(200元)もお茶の風味が絶妙で、大満足でした。
●京鼎樓 台北支店
台北市中山區長春路47號
PHONE(02)-25236639
天空でお茶の時間を満喫
お腹がいっぱいになったら、今度はお茶! 目指したのは、夜景が綺麗な台北の南の郊外に位置するお茶の村「猫空」です。
「中山」駅からMRTを乗り継いで「動物園駅」まで行き、猫空ロープウェイに乗り換える単純なアクセスなんだけど、このロープウェイが迫力があって、ひとつのアトラクションみたいでした。
普通のゴンドラのほかに床下が全面ガラス張りのクリスタルゴンドラがあって、どちらも終点の「猫空駅」まで片道187円(50元)のため、迷わずクリスタルゴンドラに乗車。
そうしたら結構、日本では考えられないぐらいスピードが速いし、360度の全方位たけじゃなく、足元にも景色が広がって、すごい迫力です。
日本のロープウェイと違って、約30分の乗車時間の間に上がったり、下がったりが多いし、途中で90度に曲がって、どんどんどんどん上がっていくのが楽しくて、興奮はマックスに。ちょうどサンセットの時間とも重なって、最高の夕景を観ることができました。
ゴキゲンになったところで山頂に到着。少し歩いたところで右手に見えてきた「猫空Cafe巷」が猫のマークが可愛くて、インテリアもオシャレだったので、迷わず、そこにお邪魔しました。
なんでも「猫空」は鉄観音茶の有名な産地らしく、オーナーさんはカフェで無農薬で育てたそのお茶の味を知ってもらい、その茶葉を多くの人に買ってもらうこと何よりも望んでいるとのこと。
そこでふたりでタイプの違うお茶をセレクトして、三段のお皿にスイーツがいっぱい乗った英国式のアフタヌーンティセットとドライフルーツを注文したんだけど……甘いスイーツとお茶の爽やかな苦みが双方を惹き立て合って、いや~本当に美味しい! お茶には詳しくないのにはっきりとわかる違いも楽しめ、ホッと一息つけます。
オーナーさんが特別に出してくれた、えっ、これがお茶? という果肉を取り出したミカンの皮の中に茶葉を入れて3ヶ月かけて作った特別なお茶も美味しくいただき、あっという間に完食。もちろん併設の売店で、お土産の鉄観音も購入しましたよ~。
●猫空Café巷
台北市文山區指南路3段38巷33-5號
PHONE(02)-22348637