――そしてJin-Machineは2月にアルバム『種まき蔵』がリリースされますね。

ぶう:シモネタだ!

閣下:違います!…なんでそういう捉え方をされるんですか。

ぶう:完全にそう捉えてました。それは意外でした。

閣下:人の名前ですよ。

ぶう:あの写真のヤツが種をまいているという…とんでもねえ下ネタだなと思って…。

閣下:あのジャケットの人は友達なんだから。はい、そうです、2月にアルバムが出ます。今回のアルバムは期待してください!

――おおー!

閣下:ハードル上げときますんで!期待してください!そして、それを我々は軽く飛び越えますから!それくらい良い内容になっています。

 

 

――自信満々ですね。

閣下:自分たちで作品を作って初めて「コレは良い」って思えたものが出来ました。皆の頭の中で考えてた良い物が上手く合わさって、いろんなジャンルの曲もやってるし。MVも先日撮ってきたんですけど、こういうことをやりたいと思っていることが、すごくきれいな形になっていると思います。相当みんな自信を持っています。なのでぜひ期待していただきたい。

――えんそくは4月にミニアルバム『えんそくの大予言』がリリースされますね。

ぶう:まだ言えることは少ないから、もどかしいんですよね。1年前に出したアルバムの世界観で、ずっとやってきて。よそのイベントに出させてもらうことが多い1年だったので、ご新規向けにアルバムの推し曲をやっていくというスタイルのライブが続いていて。1本1本は楽しいんですけど、今は正式なドラムもいないので、スタジオリハーサルもその1本1本のライブごとに向けてのものになっちゃうんすよね。ライブの本数も多いですし。

そうなるとなかなか次への展開にできないまま、足踏み状態で、「いい加減新しい曲ライブで演りたいな」というフラストレーションももちろんあって。「ようやく次の音源作れるのか!」っていう気持ちはありますね。そこでメンバーも盛り上がってるので良いものができるんじゃないですかね。

――期待してます。

ぶう:期待を軽く飛び越える…(笑)。

閣下:(笑)。

ぶう:それに、えんそくは2005年始動なんですよ、Jin-Machineもそのくらいですよね?

閣下:始動っていっても、ふわふわな時期があって。「じゃあバンドやろうねって」ってことになってからさらにそこからメンバー固定するまで結構かかってるんですね。なので「セッションバンド」期間の方が長いというか。

ぶう:ボクらも元はセッションバンドとして始まったんですよ。そこからふわふわっとメンバーも何度かチェンジして固定していったんですけど。2年前に鼎談したNoGoDも05年始動なんですよ。同じような時期に違う場所でヴィジュアル系に面白い要素を入れるバンドが出てきたのが今になってようやく花開いてきて。すごく遅咲きじゃないですか。そういうのはすごく面白いなと思います。それをブレずに続けている奴らがいるから頑張ろうと思いました。

閣下:よくトリ様やマイナス人生オーケストラとも話すんだけど、変わったことをやる人って人に恵まれないよねって。「遅咲き」と言われて、そういうえばみんな色々と一悶着あったよなあ…と。

ぶう:だからこんなに時間がかかっちゃうんですね。メンバーチェンジすれば厳密には何周年とも言いづらいし。

――屋号というかバンド名が10周年ということは立派なことですよ。

ぶう:そうですよね。最近のバンドはかっこいいから、最初のインパクトが強くて最初にドカンと売れるバンドは売れるし、そうじゃないバンドはすぐ解散しちゃうじゃないですか。ハッキリしてるんですよ。それでまた次のバンド組んでドカンと行くか行かないかを繰り返してる気がする中で、ボクら…とひとくくりにしてしまうのもアレですけど、ヘンテコバンドのみんなは頑張ってるのかなあと。

――TЯicKYさんも今年10周年ですし。

ぶう:たしかゴールデンボンバーも似たような時期ですよね。やっぱり00年代なかばにヴィジュアル系にとってある種のタブーであった「面白い」要素を入れたバンドが出てきたのがだいたい10年前くらいなんですよ。あ、ゴールデンボンバーに対する感情も2年前と変わんないっすね。

閣下:そうですね、「お前の好きにはさせんぞ!」っていう。さっきライブハウスのポスター見たら『女々しくて』が5年前ですよ!それが今でも年末になるとそこら中のカラオケボックスやスナックから聞こえてくるわけですよ!印税とか絶対に女々しくないはずなんです!

ぶう:2年前の鼎談の内容とそこは変わってないですからね!そこに対する嫉妬はずっと渦巻いたままです。

閣下:ひとかたまりになってでもなんでもいいからとりあえず一度戦いを挑みたいところではあります。別に何されたわけじゃないけど(笑)。

 

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スケジュール

Jin-Machine
Jin-Machine 12ヶ月連続ワンマン 48都道府県ツアー
「おげれつ戦国ハナクソ相撲」
2015年
01月10日(土) 仙台MACANA
02月14日(土) HEAVEN'SROCKさいたま新都心VJ-3
03月15日(日) 福岡DRUM SON
04月05日(日) 名古屋ell.FISALL
05月09日(土) 新潟GOLDENPIGS BLACK
06月13日(土) 札幌COLONY
06月14日(日) 札幌COLONY
07月18日(土) OSAKA MUSE
08月23日(日) 青森Quarter
09月19日(土) 岡山IMAGE
10月10日(土) 高松DIME
11月21日(土) 金沢AZ
※12月某日都内某所


えんそく
えんそく東西12ヶ月連続ワンマン
「狂い咲きハルマゲドン」
in 高田馬場CLUB PHASE&大阪心斎橋VARON

東京
高田馬場CLUB PHASE
2015年
4月 4日(土)
5月 9日(土)
6月13日(土)
7月18日(土)
8月15日(土)
9月19日(土)
10月24日(土)
11月21日(土)
12月19日(土)
2016年
1月30日(土)
2月20日(土)
3月12日(土)

大阪
心斎橋VARON
2015年
4月11日
5月16日
6月20日
7月25日
8月22日
9月26日
10月31日
11月28日
12月26日
2016年
1月23日
2月13日
3月5日

Jin-Machine×えんそく×マイナス人生オーケストラ 仙台・東京・大阪スリーマンツアー
「極東バミュウダ怪域」

4月19日(日)東京
高田馬場AREA

4月25日(土)仙台
仙台MACANA

5月6日(水・祝)大阪
大阪MUSE