~カスタメディアがサイト構築を支援~
新規事業のプラットフォームサービス構築を手がける株式会社カスタメディア(本店:大阪府大阪市、代表取締役:宮崎 耕史、以下 当社)は、株式会社梓書院(本社:福岡県福岡市、代表取締役:田村 志朗)が運営する、マンガ制作を依頼したい企業とマンガ家を繋ぐマッチングサイト「マンガマッチ」のサイト構築を行いました。

企業のPRや社内教育、観光プロモーション等でマンガ活用の需要が高まる一方、実務現場では「誰に、どう頼むか」が不明瞭なため、ミスマッチが多発しています。いざ制作が始まっても、発注者側のシナリオ不備や意図の伝達不足により手戻りが重なり、コスト・納期・品質のバランスが崩れるケースが後を絶ちません。
こうしたマンガ制作の障壁を取り除くため、出版社である梓書院の伴走サポート機能を搭載したのが「マンガマッチ」です。当社は、発注者とマンガ家双方の負担を軽減するこの仕組みを、プラットフォーム構築の側面から支援しました。
■「マンガマッチ」とは
「マンガマッチ」は、広報や社内研修、観光プロモーション等でマンガ制作を依頼したい企業や自治体とマンガ家を繋ぐマッチングサイトです。近年、マンガ活用の需要が急速に広がる一方、前述のような制作現場の課題が構造的に発生していました。その要因は大きく2つあります。
第一に、発注者側が「自社の目的に合うマンガ家をどう探せばよいか」という「発注のミスマッチ」です。第二に、マンガ制作特有の工程(シナリオ→ネーム→清書)への理解不足から、設計図となるシナリオが不十分なまま進行し、完成間近で「イメージと違う」という事態が発生する「制作プロセスのブラックボックス化」です。
これにより大幅な修正(手戻り)が重なると、コスト増・納期遅延・品質低下を招き、発注者・マンガ家・読者の「三方にとって不幸な状況」を生み出します。この「制作のミスマッチと手戻り」こそ、マンガ活用における最大の障壁となっていました。
そこで「マンガマッチ」は、企業や自治体とマンガ家を直に繋ぐだけでなく、九州の老舗出版社である梓書院が培ってきた「編集力」でチームに伴走サポートすることで、これらの壁を取り除き、不要な手戻りを減らします。
■「マンガマッチ」でできること
1.作風や実績で探せるマッチング機能と、契約前の事前交渉マンガ家が公開しているプロフィールやポートフォリオは、絵柄やジャンルごとに検索が可能です。また、依頼前に気になるマンガ家とやりとりができ、事前に目的やターゲット、表現のトーンやスケジュールをすり合わせてから契約に進むこともできます。
最初に依頼内容の解像度を上げることで、契約・着手後の「イメージの違い」による遠回りを避け、スケジュールを守ったまま品質を向上させます。
2. “手戻り”を防ぐ「出版社の伴走サポート」(シナリオ作成代行・ディレクション)
マンガ制作において大切なのは、エンドユーザーに伝わるだけでなく、制作に関わる全員に意図が伝わることです。そのためには、「誰に・何を・どう伝えるか」を定義するシナリオが重要になります。
「マンガマッチ」では、梓書院の編集チームがシナリオ作成のコツやフォーマットを提供しており、必要に応じてシナリオ執筆も代行します。
工程全体のディレクションにおいてもサポートし、各工程で双方の理解にズレが無いかを明確にします。これにより、修正では「やり直し」ではなく「仕上げ」をメインの作業にすることができ、納期と品質を安定させます。
3.支払い・連絡・データ管理まで迷わず完結する「ワンストップ機能」
「マンガマッチ」は、初めての方でも迷わず利用できるよう、直感的に操作できるデザインになっています。
また、マンガ家とマッチングし支払いが完了すると次にやるべきことが画面にわかりやすく表示されるため、工程の進行も迷わない設計となっています。進行中の重要な連絡は担当者に自動で届き、対応漏れや意図しない進行のストップを防ぎます。
案件終了後はやりとりの評価が自動で記録され、次回の発注・選定の判断材料となります。さらに、必要書類やデータはまとめてダウンロードできるため社内共有や経費精算もスムーズです。
マンガ制作に関わる作業をワンストップで行うことで、依頼する企業や自治体とマンガ家の双方にとって満足度の高いサービスを目指しています。
■今後の展望
初めての依頼でも不安なく進められるよう、シナリオのコツや運用上での最善のかたちを継続的に整備するなど、クライアント側の内製力を高められる仕組みを支えていきます。また、案件ごとに蓄積される学びを次の制作に還元する循環を生み出し、依頼者は自社らしい伝え方を素早く再現でき、マンガ家は意図を外さない制作に集中できる、「三方良し」のスパイラルをさらに広げていきます。
■今回活用したプロダクト「カスタメディア」について

「カスタメディア」は、新規事業としてシェアリングエコノミー、マッチングサービス、サブスク、SaaSなどのデジタルプラットフォームビジネスを立ち上げる方々に向けた、サイト構築システムの「型」の集合体です。これまで700件以上のサービスを提供して培ったノウハウを凝縮しており、低価格・短納期でのサイト構築が可能です。
多産多死という新規事業の特性を踏まえ、低コストで迅速に無駄のない施策を多数試行し、反応に応じて小刻みにビジネスをピボットをさせて改善していくことで、他にはない革新的なアプローチで新規事業立ち上げ支援を行っています。
■会社概要
会社名 :株式会社カスタメディア所在地 :大阪府大阪市北区西天満2-5-2 H2O TOWER 7階
代表者 :代表取締役 宮崎 耕史
事業内容:デジタルプラットフォームの開発とコンサルティング事業
HP :https://service.customedia.co.jp/
▼ミッション

業界を問わず、新規事業には「千三つ」と言われるほど「多産多死」という特性があります。
私たちは、このような環境下でも、企業の規模を問わず挑戦を繰り返すことができる仕組みが整った世界を目指しています。
私たちが提供するノウハウが詰まった「型」を活用し、迅速かつ低コストでシステムを構築することで、新規事業の失敗リスクを低減します。
「Japan as No.1」と称された”失われた30年”の前の時代のように、日本企業が国内外でイノベーションを起こし、世界市場で存在感を取り戻すことができるよう、失敗を恐れず果敢に新規事業へ挑戦する皆様を支援するのが私たちのミッションです。
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