「パタニティブルー」を夫婦で乗り越えるために、ママができる10のこと

子育ての大変さはママもパパも同じ。このことを夫婦はもちろん、その周囲も理解していないと、いつまでたっても「ママの方が大変」「パパの方が負担が大きい」といった無駄な言い合いが続いていくのだと思います。

とはいえ、出産直後で精神的にも身体的にも大変なママにとって、頼りにしたい夫まで「パタニティブルー」になってしまっては、勘弁してよと思いたくなる気持ちも理解できるのが本音です…。

しかし「パタニティブルー」になってしまう男性はだいたい育児に協力的な、または協力したいと思っているような真面目な男性のはず。なんとか「パタニティブルー」を克服してもらい、明るく楽しい育児ライフにシフトしてもらいたいものです。

やはり、乗り越えるには夫婦間のコミュニケーションが必要不可欠。そのために私たち母親ができることは何でしょうか。

(1)妊娠中から産後の生活について夫婦でイメージしておく
(2)お互いの育児に対する意見や希望を理解し、尊重する
(3)“夫婦平等”を徹底しすぎない
(4)感謝の気持ちは必ず言葉で表す
(5)たまの一人時間も大事だと理解する
(6)「言わなくてもわかる」はなし。やってほしいことは分かりやすく伝える
(7)ママと同じようにできると思わない
(8)他人の夫と比べない
(9)1日15分でいいから夫婦の時間を作る
(10)家族が笑顔でいることを第一に考える
 

パパを頼りに。「存在価値」を見出して

「パタニティブルー」の予防や対処法は、普段の生活を円滑にするためにみなさんが心がけている基本的な事だと思います。
ですが、こうして挙げてみると我が家も全ての事ができているか、自信がありません(汗)。たまに思い出して意識的に実践してみることで、夫もそれに気が付いてくれるのではないでしょうか。

経験上、産後すぐの頃は何でも一人でできる、またはやらなければと思い込んで赤ん坊の面倒をみて、勝手に夫に対してイラついてしまうことが多かったように思います。あの態度が、もしかしたら夫を「パタニティブルー」にしてしまう可能性があったかも…と思うと反省点もあります。少しだけ。

パパができること、パパにしかできないことを見つけて、存分に頼りましょう。自信をつけてあげることも大事な対処法になるようです。
それでも改善しない場合は、専門家に相談してみるのも有効な手段だと思います。

 

参考:米パパに「パタニティブルー」、産後の「うつ」はママと同じ-研究 - Bloomberg

編集プロダクション株式会社イメージング・ワークス勤務。首都圏のおでかけ情報誌を中心に、雑誌の編集・ライティングを行う。2012年末に娘を出産し、人生観が約90度変わる。ライフワークバランスについてゆるりと考えつつ、子連れで行けるイベントや遊びスポットを日々模索中。