4. ラブラブ期
お付き合いが決まって絶好調なのがこの時期です。ただし、この時期から男性の気持ちが下降気味になってきます。
「付き合っている」という明確な規定(告白とそれに対するOKの答え)があれば、男性はそれだけで安心してしまう傾向があるからです。
5. 女性不安期
ラブラブ期から男性の気持ちの盛り上がりが徐々に下がってゆき、ついに女性と男性の気持ちの盛り上がり度合いが逆転し、差が開き始めます。そして、その気持ちの盛り上がりの差が明確に出てきます。
付き合いだしてしばらくの間は女性の方が愛情を多く求める傾向があります。
女性の方が男性より気持ちの盛り上がり方が遅い分、盛り上がってから落ち着くまでの時間が長くかかるのです。
そして、この気持ちの盛り上がりのギャップが女性を不安にさせます。
「彼の方から告白してきたのに…」「付き合う前はもっと優しかったのに…」といった思いから、男性の愛情に対して不安を感じやすくなります。
「メールが来ない」と悩んだり、彼をつい試してしまうのもこの時期の特徴です。
注意しておきたいのは「気持ちの盛り上がり=愛情」というわけではない、ということです。
気持ちの盛り上がりは短期的に急上昇するものですが、愛情はいろいろな要素で構成されています。
「性的な愛情」もあれば、「思いやりの愛情」、「相手のために何かしたいという愛情」「気持ちを落ち着けてくれる愛情」もあるのです。
6. 安定期
女性不安期を乗り越えると、女性も徐々に気持ちの盛り上がりが落ち着いていき、お互いに普段の自分を出すようになります。
ふたり共が相手の言うことを聞き入れ、それを実行している自分が好きになっている。自分の主張したいことも、相手に伝わるように言えている。
そんな、お互いが相手のことを「自然に」思いやっているという「愛情の基盤」が築けている状態です。
お互いが相手の言うことを受け入れながらも自分の事も伝えている状態のとき、穏やかな愛情が2人に生まれます。
しかし、どちらか一方だけが主張していたり、相手のことを受け入れられない状態の場合は、マンネリから自然消滅となったり、ケンカ別れになってしまったりします。
頑張れば改善できる場合もあれば、そもそもの相性の問題で、頑張るより諦めた方が良いという場合もあります。
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このように、男女の気持ちは変化していきます。
今抱えている不安は、男性との気持ちの盛り上がり方の違いのせいかもしれません。
次の段階で注意しておきたい点を把握しておけば、恋が長続きしやすくなるかもしれません。
ぜひ自分は今どの段階なのか、確認してみてはいかがでしょうか。
原作:織田隼人