転移したアイドルとマネージャーの恋『聖なるアイドル』
異世界で魔王を追い詰めていた大神官のランブラリー(キム・ミンギュ)は、激しい頭痛に襲われ、現代の韓国で目が覚める。何が起こったのかわからないまま、生放送の出番直前のK-POPアイドルグループ「ワイルドアニマル」のメンバー、ウ・ヨヌとして生きることとなってしまう。
ウ・ヨヌに意識が転移したランブラリーにとって、現代の芸能界はまったく知らない世界。アイドルになったとはいえ、中身は異世界の大神官ゆえに急に歌って踊れるわけもなく、世間から批判され大炎上。売れないアイドルであるワイルドアニマルは、さらに険悪なムードに包まれる。
自分は大神官だとメンバーや事務所の社長に話しても、「ヨヌがおかしくなった」としか思われず、彼のファンであるキム・ダル(コ・ボギョル)がマネジャーとなってグループを支えるなか、もとの世界に戻るために、ある使命を胸にランブラリーはトップスターを目指すのだった。
アイドルになった異世界の大神官とマネージャーの恋を描くファンタジーラブコメディ『聖なるアイドル』(2023年)。
ヨヌは本当は大神官ランブラリーだからこその古風な話し方で、ところ構わず祈りを捧げて答えを見出そうとするし、時代錯誤で風変わりな言動でハラハラさせるが、次第にメンバーとの絆は深まり、世間からの評価も一転していく。
ランブラリーとダルの恋の行方はもちろん、K-POPアイドルでありながら中身は大神官というアンバランスさが逆に大きな魅力のランブラリーが、笑いとほっこりとしたひとときを届けてくれるオススメの作品だ。
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