遺伝子だけでどこまでわかる? 実際に使ってみた

ご紹介した3タイプの遺伝子検査のなかから、今(というか万年)最も気になっているダイエットについて、実際に遺伝子検査キットをオーダーしてみました。

1週間以内で、マークシートや採取棒が入ったキットが到着。なんだか本格的な感じです。
採取棒をほおの内側に押し当て左右10回ほどこすり、口腔内の細胞を採取します。

その後、摂取棒と必要書類を同封して返送すると、2~3週間で結果が届く。
マークシート記入の際、必須なのは「お客様ID」と生年月日のみ。身長や体重は任意とのこと。粘液だけでどれだけ分かるのか知りたかったこともあり、筆者は身長や体重は記入しませんでした。

その間わずか10分程度。手軽というか、簡単すぎて逆に不安に…。
 

2週間半後、待望の検査結果が届いた

キットを返送してから2週間半後に検査結果が到着。「検査結果報告書」と「DHCパーソナル・カルテ」という2つの冊子が同封されていました。

「検査結果報告書」には、3つの肥満関連遺伝子についてそれぞれにどのような変異(個人差)があるかが分かりやすく書かれていました。

「検査結果報告書」によると、筆者はエネルギーを消費したり熱として放出したりする機能がやや弱いため内臓脂肪や脂肪を蓄積しやすいので、糖質や脂質の摂取を控えること、脂肪を分解する機能がやや活発なためその面では太りにくいので、筋力を高める運動をすることがおすすめと書かれていました。

質素な食事と適度な運動でやせるって…
当たり前だろーー!

と思いましたが、ここまではただの検査結果。
注目はこれをふまえてからの「パーソナル・カルテ」です。