地域防犯や既存建物の価値再構築、企業独自性の発信につながる取り組み。アートの力で新たな接点を生み出し、2026年11月には指江氏によるエキシビション開催も予定

アートオフィス「_ing」キービジュアル
空間を、もっと自由に。働く場所に、もっと物語を。
小松ウォールアイティ株式会社(本社:石川県金沢市、代表取締役社長:鍛治 渉)は、空間に新たな価値を生み出していくプロジェクト「_ing」の取り組みとして、本社シャッターにアーティスト・指江昌克氏によるシャッターアート作品《COUPLER》を制作・公開しました。小松ウォールアイティが掲げるコンセプト「空間に新しいストーリーを」のもと、本取り組みでは、地域防犯の強化や、昭和後半から平成期に建てられた既存建物への新たな価値づけ、企業らしさの発信、人手不足時代における企業の魅力形成といった課題に対し、アートの力によって新しい視点と接点を生み出すことを目指しました。
本作は、単なる装飾ではなく、日常の景観に企業理念や姿勢をにじませ、地域社会に開かれた接点を生み出します。企業内部で新たな取り組みが次々と生まれる様子をシャッター上に可視化することで、社員一同の仕事への意欲、そして社会に対してコミットしていく誠意を感じてもらえるようにしました。
小松ウォールアイティは、パーティションをはじめとした空間づくりを担う企業として、機能や施工だけでなく、「その空間が何を語るのか」「その場にどのような物語を生み出せるのか」を重視しています。
その考えを、より象徴的に、空間そのものの意味を更新する試みとして選んだのが、今回のシャッターアートです。社会や都市、建造物の断片を独自の構造で再構築し、分断されてしまったものを新たな視点で接続してきた指江氏の表現は、小松ウォールアイティが目指すあり方と強く響き合うものと考え、制作を依頼し実現に至りました。
■ 本取り組みの背景|アートは、地域や企業の課題に対する「新しい解決の入口」になり得る
昨今の地域社会では、隣り合う住宅や建物にどのような人が日々生活をしているのか、互いを知らないことも多くあります。防犯性の向上、既存建物の価値の再編集、企業の採用競争力や発信力強化など、複数の課題が同時進行しています。とりわけ、昭和後半から平成期に建てられた建物の中には、十分に使える状態にあっても、見え方や印象から価値が伝わりにくく、地域との関係性をつくりきれていないものも少なくありません。また、人手不足が進むなかでも人々に選ばれる企業となるには、社内の設備や機能を整えるに留まらず、「どのような理念を持ち、どのような場をつくる会社なのか」を自ら明示する必要があります。企業の独自性を、空間そのもので体現する重要性は、今後さらに高まっていくと考えられます。
小松ウォールアイティは、こうした課題に対して、「どう見せるか」「どう意味づけるか」という視点が必要だと考えます。アートを一空間に据えることは、その場に新たな解釈を与え、人の目を引き、会話を生み、企業や地域の個性を直感的に伝えます。だからこそ、アートは空間の価値を更新し、企業と社会の関係を再接続する有効な手段になり得るのです。
■ _ingについて|_ingプロジェクトの中での位置づけ
「_ing」は、小松ウォールアイティが進める、働く場や企業空間に新たな価値を生み出すプロジェクトです。2025年開催の「_ing Exhibition Vol.2 桜井旭」では、_ing を「アートと働く環境を融合させるプロジェクト」として位置づけ、空間の可変性と創造性を紹介しました。今回のシャッターアートは、その_ing の理念を展示空間の中だけにとどめず、企業の外部空間へ、さらに地域社会へと広げていく試みです。企業の内部で起きている変化や取り組みは、本来、外からは見えにくいものです。本作では、シャッターという境界を「社会とつながる間口」として捉え直し、その内側で進む_ingの実践を外部へとにじませることを意図しています。
シャッターを「見せるための面」ではなく、「関係性が生まれる入口」として捉えることで、通りがかる人や地域の人々がその変化に気づき、関わる場をつくること。そして、企業の内側で生まれているストーリーを外へ開き、共有されていく入口として、このシャッターアートを位置づけました。
「空間に新しいストーリーを」というコンセプトのもと、シャッターという境界面に新しい意味を与え、企業の存在や考え方がまちに開かれていく接点をつくることで、空間そのものをコミュニケーションの媒体へと変えていきます。
■ 作品について|テーマ:社会と企業を連結する装置

《COUPLER》(左面)下絵2025 デジタルデータ

《COUPLER》(右面)下絵2025 デジタルデータ
今回新規制作された作品《COUPLER》は、企業、地域、社会が相互に作用し合う関係性を象徴するシャッターアートです。
本来シャッターは、内と外を隔てる境界として存在します。しかし本作では、その境界面そのものを、企業理念や社会との接点を表現する場へと転換しました。
また、小松ウォールアイティが手がけるパーティションは、単に空間を区切るためのものではなく、空間を演出し、人と人、人と社会をつなぐ存在でもあります。本作では、そのパーティションを作品内に描き込むことで、パーティションの役割を「遮るもの」ではなく「連結するもの」として再定義しています。
指江氏は、本作の制作にあたり、小松ウォールアイティ本社社屋の周辺環境を取材し、社員と幾度もの話し合いを重ねながら、アーティストと社員の双方が思い描く未来図を完成させました。
このシャッターアートが、企業の考え方や事業を知るきっかけとなり、地域との接点を生み、さらに社会へと開かれていく。そうした循環そのものを作品の機能として内包している点が、本作の大きな特徴です。
■ 展示アーティスト
指江 昌克伝統工芸が今なお息づく石川県金沢市に生まれ、現在も同地を拠点に制作活動を行うアーティスト。指江氏は、過去から現在に至る時間の流れの中で積み重ねられた日常風景の断片を収集・構成し、現代の風景として油彩で表現しています。
同氏の代表的な球体モチーフの表現は金沢美術工芸大学大学院在学中に考案されたもので、2000年に大学院修了した後、球状の建造物が都市に浮かぶ風景を描いた作品を軸に本格的な作家活動を開始しました。
2005年、トリビュートイベント「フィッシュマンズ展」(NANZUKA UNDERGROUND/現 NANZUKA)に参加。2007年には、村上隆によるアートイベント GEISAI から選出された作家によるグループ展「GEISAI in GIANTROBOT」(ロサンゼルス)に参加し、海外での活動を本格化させました。2008年、三潴アートギャラリーのグループ展「眼差しと好奇心 vol.4」を契機に、2014年まで同ギャラリー所属作家として活動。以降はインディペンデントアーティストとして、アメリカ、欧州、アジア、中東など国内外で作品発表を続けています。指江氏の作品は国際的に個人および企業のコレクションに収蔵されています。


《Echo》2024 キャンバス、油彩 73×73cm

《Automatic response》2017 壁画 サンフランシスコ、アメリカ

《Glow》2023 キャンバス、油彩 91×73cm
主な経歴
1974年 石川県金沢市生まれ
1993年 金沢辰巳丘高等学校芸術コース卒業
1998年 金沢美術工芸大学卒業
2000年 金沢美術工芸大学大学院修士課程絵画専攻(油画コース)修了(修了制作 金沢市買上)
主な展覧会
2020年 「THE PATCH」KP Projects Gallery / Los Angeles
2021年 「LOOP」Dorothy Circus Gallery / Roma
2023年 「蛍光灯のまたたき」ギャラリーO2 / 金沢
2025年 「Aufheben」i Gallery Osaka / 大阪
2025年 「SYMBOL」Outre Gallery / Melbourne
2026年 Solo show, KP Projects Gallery / Los Angeles
▼指江昌克氏 - コメント
「今回のシャッターアートでは、作品そのものが企業と社会をつなぐ『装置』となることを意識しました。
本来、シャッターは内と外を隔てる境界であり、パーテーションもまた空間を区切るための存在です。しかし、この企業が目指しているのは、単に空間を分断するのではなく、パーテーションそのものが空間を演出し、人と人、人と社会をつなぐ存在へと進化させることだと感じました。
そこで本作では、製品であるパーテーションを作品の中に描き込み、それを『遮るもの』ではなく『連結するもの』として再定義しています。シャッターアートが企業理念や事業内容を知るきっかけとなり、社会との接点を生み、さらに地域へと開かれていく。その循環そのものが、この作品の機能です。
タイトルである『COUPLER(連結装置)』は、作品、企業、社会が相互に作用し合う関係性を象徴しています。
私自身がこれまで取り組んできた『分断された構造を再構築する』というテーマとも重なり、このシャッターアートは、現代社会における新しい接続のあり方を象徴的に提示する試みでもあります。」
■ 小松ウォールアイティについて
小松ウォールアイティ株式会社は、パーティション・ドアの販売から設計、施工、メンテナンスまで一貫して手がける、空間創造のトータルソリューション企業です。空間に関する多様な課題に対し、最適な製品とサービスで解決を図るだけでなく、「空間に新しいストーリーを」というコンセプトのもと、人の思考や行動、関係性に働きかける空間づくりに取り組んでいます。
機能性と施工力に加え、創造性や地域とのつながりを重視し、企業・地域・社会に新たな価値を生み出す場の提案を進めています。
▼今後の展開
小松ウォールアイティでは、2026年11月に本社内にて指江昌克氏によるエキシビジョン開催を予定しています。今回のシャッターアートを起点として、企業空間、アート、地域社会がより立体的につながる機会を創出し、_ingプロジェクトの取り組みをさらに広げてまいります。
▼会社概要
社名 :小松ウォールアイティ株式会社
本社所在地 :石川県金沢市新保本2丁目607番地
代表取締役 :鍛治 渉
事業内容 :パーティション・ドアの販売、設計、施工、メンテナンス
設立 :1971年10月13日
TEL :076-249-0412
コーポレートサイト:https://www.wall-it.com
_ing 特設ページ:https://ing.wall-it.com/
X(旧Twitter):https://x.com/ing_project
Instagram :https://www.instagram.com/_ing_project/
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