ご本人がパンチラ状態に…
今回はナマダさんご本人が「めくりましょうか~?」と声を掛けてくれ、ご本人が(パネルを)パンチラ状態にしてくれた。
いざ冷静に見てみると、“本人とパンチラ状態の本人のパネルが並ぶ”というのは、結構すごい状況だと思う。 そして、めくり方が素晴らしい。さすがである。
「パンチラ」に対する思い
ナマダさん曰く、パンチラは見えてはいけないものだからこそロマンがあるという。「パンチラ」というある種の記号を使い、本当は出したくない、見せたくない、などの恥ずかしい思いを持ちつつも、展覧会に参加する姿勢と人生観こそが『パンチラ2015』のテーマだそう。そして、そんな禁断のパンドラを開けてしまうような展示が出来たら面白いと考えたことが開催のきっかけとのこと。
作家側の恥ずかしい想いと等しく、「え、この人のパンチラ見れちゃうの!?なんか恥ずかしい!でも見たい…っ!!」というような、見る側であるお客さんの恥ずかしさも大事なのだ。その他にも、パンチラに対する熱いパッション、深い思想のある作家さんたちが参加しているそうだ。
「パンチラとは、老若男女共通の嬉し恥ずかし奇跡体験だと思います。恥じらいの思想がある日本ならではの感覚なのかもしれないが、世界に羽ばたいて欲しい日本の奥ゆかしい文化です!」とナマダさん。
※ナマダさんよりいただいた質門・回答集を元に再構成しています。
3フロアまるごと「パンチラ」!
平日の昼間にも関わらず会場は大盛況。男性がやや多いが女性の姿も見受けられる。そう、女性にとっても「パンチラ」は興味深いテーマなのだ。見えてはいけないものが『見えちゃった』『見ちゃった』『見られちゃった』という状況は、やはり性別を超えて人を惹きつけるらしい。
さらに、エロティックに、可愛らしく、ファンタジックに、飽くまでも作品としてパンチラを追及していることが伝わってくるので、男性が見ても女性が見ても楽しめる作品ばかり。
今回は1階から3階まで、3フロア使っての開催。ちなみに2階・3階には「本戦」21作品、1階には「当日参加者」31作品、合計52点が展示されているそうだ。イラスト、写真など表現の方法も多様で、こんなに色んなパンチラが見られるなんて幸せ・・・!という気分になる。
1~3階までパンチラ作品、さらに階段にはフライヤー。一作品に複数のモデルさんが写っているものもあるので、もしかすると100名近いパンチラが拝めるのでは・・・!? 会場限定の写真集には展示作品が収録されており、A5フルカラー64頁1,000円で発売される。