愛の言葉より連絡のほうがいい派

「言葉だけじゃイヤ。女は彼氏が何をしてるか知りたい。何を考えてるかも知りたい」ものです。それは、束縛というよりただ知りたいだけ。私が○○してるときに△△してるんだってただ思いたい。

「私はごはん食べてる。えっ、彼氏も食事中?奇遇~!」「私はもう寝るけど、彼氏は帰っている途中なのね。お疲れさま…」こんな感じでメールを見るたびに心の中で思うのではないでしょうか。この感覚は男性には分からないかも。

中には監視する彼女もいますが、そうではなく、共有。女性にとって、知っていること=共有なのです。

ですから飾りたてた言葉は、本心ではないかもしれない。そこからリアルな姿は見えないのですから。可視化できる行動で相手を見たいのですね。

では、「愛してる」 を定期連絡してくれたら?の、問いには「いや、そんなテンプレ化したものはいらないです」
「予測変換で出るような簡単な言葉より、自分あてに考えた言葉がうれしい」とのこと。

まとめれば【連絡メールが最強】と言うことでしょう。

 

ハードル下げ下げ

しかし現実は、男性にとって愛の言葉は恥ずかしいし、連絡メールはメンドクサイ。女性は連絡メールは毎日欲しい。そして、たまに「愛してる」が欲しいということ。

「愛してるって言ってもらったことがない」……。言ってくれない理由はただ恥ずかしいだけなのか、日本男児だからなのか、なんだかよくわかりません。
きっと口にすることが苦手な男子なのかも。だからもう欲は言わないので、「愛してる」は言わなくてもいいからせめて、毎日連絡ください。それで満足。「私しか知らないあなたの毎日」に憧れるし、それが彼女というものだと思うから。女心はせつないのですね。

 

それでも言ってほしいなあ…

いずれにせよ個人的には、愛を言わない彼は喜ぶことをしてくれない・わかろうともしない男だ、という風に感じます。同じく、連絡メールをくれない男も一緒。

それは、すっかり女性の心が手に入っているからかもしれません。つまり惚れていることがバレバレなので「愛してる」と気を引くことを言わなくても、連絡をしなくてもよいからです。
まずはバレバレ、を隠してみることをオススメします。

たえなかすず:歌人。短歌を詠むことが好き。ブラブラとOL時代を送ったあと結婚し、二人の娘の母になった恋愛コラムニスト。他恋愛サイトでも連載中。昭和マニアなのでいつも昔に思いをはせています。恋愛の話と面白いネタに食いつきます。趣味は映画観賞とマラソン。