公道ナンバー付きのBRZが走る!ワンメイクレース「GR 86BRZ RACE」
レース部門としては最後に、SUBARUがサポートしている、ROBOT RACING とCAR GRAPHICのコラボレーションチーム『CG ROBOT Racing Team』の久保凛太郎選手と、三浦愛選手が、SUBARU BRZ/TOYOTA 86(兄弟車)の公道ナンバー付き一般車(主要部分は無改造で市販に近い)のみが参戦する「GR 86BRZ RACE」の魅力について語ってくれた。
単独車種のレースをワンメイクレースというが、そもそもワンメイクレースとはなんぞやと思う方も多いだろう。その点を久保選手が語ってくれた。
「ワンメイクレースとは、100台近くのBRZ/86の一般車が、レーシングコースを走るんです。まさしくイコールコンディションでドライバーの腕が試されるレースですね。市販車ということで一般の方にも手が届く位置づけですから、やってみたいなと思ったら参戦できるし、親近感も湧くのではないかと」
そして今回スポット参戦する三浦選手(F3 優勝経験者)は、「こういうレースを走るのははじめてで、人生のステップアップに貴重な経験をいただいてありがたく思ってます!」と初々しい意気込みを語ってくれた。佐々木選手も、「あんな顔して、本当に速いんですよー」と実力を高く評価した。
新コスチューム・新メンバー発表! 新生BREEZE(ブリーズ)
SUBARUのレースを応援して支えるレースクイーンSUBARU BRZ GT GALS「BREEZE」についても、新発表がされた。メンバー全員が新メンバーとなり、新たに愛内ゆかりさん、菅原 樹里亜さん、小笠原美穂さん、そして南真琴さんが初お披露目となる華やかな2015新コスチュームで登場した。コスチュームのポイントは上着がダウンベストに、パンツスタイルからスカートスタイルに変更され、かわいいとかっこいいが同居。会場の反応も上々のようだった。
新プロジェクト SUBARU MOTORSPORTS AUCTION
また、SUBARUの「走ることで社会に貢献する」をコンセプトにした、モータースポーツアイテムのオークションを行う「SUBARU MOTORSPORTS AUCTION」が新プロジェクトとして発表された。出品されるものは、実際にレースで使用したまさしくこの世にひとつしか無い逸品ばかりで、売上げすべてが寄付されるシステムとなっている。
セッションでは、佐々木選手のレースジャケット、ブレーキディスク、BREEZEの象徴であるサイン入りパラソルなど、他では絶対に手に入らない品ばかりが第1弾として発表された。最後のコンテンツとして、会場ではじゃんけん大会にてSUBARUグッズが振る舞われ、和気あいあいのまま、トークセッションは終了した。
レースというと、一般人とは遠い世界と考えやすいが、SUBARUのトークセッションを聞く限り、とても楽しいモノであるとの実感を受けた。
日本最速を目指すGT300。24時間まさしく“人車一体”の耐久力を試されるニュルブルクリンク24時間耐久レース。日本の道なき道をあうんの呼吸で走破していく日本ラリー選手権。ナンバー付きの市販車が走り抜くワンメイクレース。
趣は全く違うが、SUBARUファンだけでなく、車に少しでも興味のある方なら、はまること間違いなしのイベントばかりである。ぜひ一度体感してみてはいかがだろうか。