叡王戦で2年連続名勝負を繰り広げた両雄の激突

本年度の「将棋日本シリーズ JTプロ公式戦(以下「JT杯」)」ニ回戦第一局(北海道大会)は、一回戦シードで今大会初登場の伊藤匠叡王・王座(以下二冠)と一回戦第一局で豊島将之九段に勝利した斎藤慎太郎八段の対局。会場は北海道札幌市の札幌コンベンションセンター。事前申込抽選にて当選した観戦者や同日同会場で開催される「テーブルマークこども大会」参加者の目の前で、公開対局として熱戦が繰り広げられる。また、その模様は15時55分からABEMAでも生中継される。                
二回戦第一局生中継「ABEMA」URL https://abema.tv/channels/shogi/slots/8ZTcuNPko5ygqd



■対局の見どころ
両者の対戦成績は、伊藤二冠8勝、斎藤八段4勝。「JT杯」では初めての顔合わせとなる。戦型の内訳は、相掛かり7局、角換わり2局、矢倉1局、四間飛車1局、陽動振り飛車1局。両者が得意にしている相掛かりを中心に戦われている。本局でもどちらが先手であっても相掛かりになる可能性が高いとみるが、斎藤八段は一回戦後のインタビューで「叡王戦と違う持ち時間での対局なので作戦を考えたい」と話しており、用意の作戦をぶつけてきてもおかしくないだろう。伊藤二冠は過去2回の「JT杯」出場でいずれも初戦敗退。「今年こそは初勝利を目指して頑張ります」と意気込んでいる。二人は叡王戦五番勝負で2年連続対戦した。いずれも3勝2敗で伊藤二冠が防衛。また、昨年はB級1組順位戦でも昇級争いの直接対決という状況で対戦があった。終盤で競り勝った伊藤二冠は最終的にA級昇級を果たしたが、斎藤八段はこの敗戦が響いて昇級に届かず、二人の明暗を分けた一局だった。大きな舞台での対戦が続くと、勝敗の影響も大きい。斎藤八段としては一回戦を制して勝ち取った雪辱の機会であり、借りを返すために燃えていることだろう。2年連続の叡王戦五番勝負は熱戦が多く、ファンの反響が大きい名勝負だった。本局もそうした激戦が期待される。

■注目の対局を盛り上げる解説陣



(写真)左から 解説/屋敷伸之 九段 聞き手/鈴木環那 女流三段 読み上げ/久津知子 女流三段

大盤解説は屋敷伸之九段。四段昇段から1年10カ月の最短で初タイトルの棋聖を獲得した記録を持つ。18歳6カ月でのタイトル獲得は歴代2位の年少記録である。札幌市出身で、今回は地元での解説担当となる。2020年に開設された北海道研修会では設立当初から幹事を務めており、後進の育成にも力を入れている。よく通る声で対局をわかりやすく解説してくれるだろう。

■「JTプロ公式戦」トーナメント表

※タイトル・段位は2026年8月7日現在のものです。

■ABEMAでの生中継スケジュール



※放送開始時間は変更になる可能性があります。

■大会協賛趣旨(JTグループ)
こどもから大人まで誰もが、将棋を自分らしく自由にとことん楽しめる。
みる・指す・ふれあう将棋日本シリーズだから体験できる、
特別な「とき」がここにはあります。
将棋日本シリーズが始まって約半世紀。
将棋を愛するすべての人へ、「好き」を楽しむすべての人へ。
JTグループは、心の豊かさへつながる「とき」をこれからも。


■大会名義
主催/ 公益社団法人 日本将棋連盟、各地区新聞社(関東・大阪は日本将棋連盟のみ)
後援/ 文部科学省、開催地区地方自治体及び同教育委員会、開催地区青年会議所等
協賛/ JT、テーブルマーク 


■大会情報
大会公式ホームページ https://www.jti.co.jp/culture/shogi/index.html
「JT杯」公式X https://x.com/jt_shogi


■お問合せ
「将棋日本シリーズ」総合事務局 TEL/03-5166-0290  E-mail/support@jt-shogi.jp
〒107-0062 東京都港区南青山1-1-1 新青山ビル 東館21階 (株)I&S BBDO内
※「棋士の写真」や「各種調査データ」の提供等もいたします。
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