脳を騙して、「気づいたらやせている!」を目指そう

実は食べすぎてしまうのは、脳と関係があったのです。脳の”満腹中枢”は、食事中や食べてすぐには働きません。

そのため、すでにお腹いっぱいの食事をとっていたとしても、「なんだか、まだお腹がすいている気がする・・・」感じてしまい、さらに食べてしまうのです。

なので、脳を騙すことが、自然とやせる体を作る鍵になります。

では一体、どうやって騙していけばいいのでしょうか?

1.  食事前に、一粒のチョコや飴を

脳は血液中の糖の量で満腹や空腹を判断しています。つまり、空腹時というのは、血液中のブドウ糖の量が減っている状態なんです。

ですから、食事前の30分前を目処にして、チョコや飴など糖を含むものを少しだけ摂るようにしましょう。

食事してから20分前後で、脳の満腹中枢は「お腹がいっぱいになった」という指令を出し始めますから、血糖値を早めにあげておけば、食べ過ぎを防ぐのにつながります。

特に朝は空腹感もありますし、血糖値も1日のうちでもっとも低くなっているので、はちみちなど甘い物を積極的にとりましょう。

2.  お昼ごはんは、14時台に!

私たちの体は”習慣”で出来ています。

起きるタイミング、食事するタイミングなど、脳がどういったペースで生活しているのかを覚えているのです。消化機能などから考えて、私たちにベストな食事感覚は6時間。

ですが、あさごはんからランチのタイミングが早すぎる人が多いよう。
これでは消化しきれずにまた食べることになり、満腹中枢にもあまりいい影響を及ぼしません。

できるだけ6時間は空いた14時あたりにランチをとることで、脳に食のリズムを覚えさせ、満腹中枢を正常に機能させるようにしましょう。

このタイミングは、脂肪をため込むのを助ける性質がある”BMAL1”が一番少ない時間帯でもあるので一石二鳥ですよ!

「体を無理させていないか」を一番に考えて!

ダイエットできないのは、意志ではなく、脳が影響していたのです。上手にコントロールできていないと、ついお菓子に手を伸ばしてしまうというのを繰り返しかねません。またダイエットとリバウンドを繰り返すと、体を壊すことも考えられます。
一番いいのは、自然とダイエットができている体質に変化させてしまうこと。そのためにも、まずは脳を騙して変えていきましょう。脳が変われば、やせる習慣が当たり前になり、気づけば理想のスタイルをゲットできちゃうはず!

ライター・コラムニスト。1988年生まれ。大学卒業後にマスコミ業界3社で働くが、行く先々でパワハラに遭い、退職。引きこもりになったのをキッカケに、ライターに。キャバ嬢として年間500名以上の男性を接客した経験や半年で25キロのダイエットに成功した経験などを活かした、恋愛・美容系記事が得意。その傍ら、フリーランスやライターになりたい方向けの相談に乗る個別セッションをおこなっている。「体内時計をコントロールして、健康でキレイになる」をコンセプトにしている“健康&生活リズムカウンセラー”の資格を保有。