― 本好きのためのイベント"BOOK LOVERʼS HOLIDAY × MOTION GALLERY ムーンアートナイト編"vol.67 開催 ―
国内最大級のクラウドファンディング・プラットフォームを運営する株式会社MotionGallery(本社:東京都世田谷区/代表取締役:大高健志)は、下北沢のBONUS TRACKで毎月開催されている本好きのためのイベント「BOOK LOVERʼS HOLIDAY」とコラボレーションし、2026年10月4日(日)に「BOOK LOVERʼS HOLIDAY × MOTION GALLERY ムーンアートナイト編」を開催いたします。
当日は、下北沢が1年で最も賑わうアートフェスティバル「ムーンアートナイト下北沢2026」の最終日。本イベントは、その公式プログラムとして開催します。街や人から生まれる「物語」をテーマにしたブックマーケットに加え、MOTION GALLERYのクラウドファンディングから生まれた8冊を巡る展示「BEHIND THE BOOKS」、そして2021年に閉店した東京藝術大学の学食「大浦食堂」の名物“バタ丼”を50食限定で1日だけ復活させる「SPECIAL KITCHEN」を実施します。入場・展示観覧は無料。
「BEHIND THE BOOKS」で展示される8冊を世に出したのは、延べ4,062人の支援者と総額約4,390万円の「読みたい」という声。17日間にわたる月の芸術祭のフィナーレを、読者の力で生まれた本の物語で飾ります。
BOOK LOVERʼS HOLIDAY × MOTION GALLERYとは
BONUS TRACKが主催し、毎月開催して今回でvol.67を迎える本好きのためのイベント「BOOK LOVERʼS HOLIDAY」が、クラウドファンディング・プラットフォーム「MOTION GALLERY」とコラボレーションします。テーマは、街や人から生まれる「物語」。
出店者によるブックマーケットに加え、GALLERY1では展示「BEHIND THE BOOKS」を、キッチンスペースでは展示と連動した「SPECIAL KITCHEN」を展開。本を「買う」「読む」だけでなく、本が生まれるまでの物語に触れ、味わい、作者へ感想を届けるまでを一日で体験できる場をつくります。
ブックマーケットは入場無料で、出店者から直接本を購入できます。個性ゆたかなクリエイターがZINE、写真集、イラスト本などを販売。多種多様な出店者の中には、「BEHIND THE BOOKS」に展示参加されるつくり手も名を連ね、クラウドファンディングから生まれた本を作者から直接手に取ることができます。
出店者の詳細は、BONUS TRACK公式noteをご覧ください。
https://note.com/bonustrack_skz/n/na9b7a85d4a60

GALLERY1:展示「BEHIND THE BOOKS」
本は通常、出版社の企画会議を通り、予算がついてから生まれます。
一方で、クラウドファンディングから生まれる本は、その順番が逆になっていることも多々あります。最初にあるのは「この本を読みたい」という読者の声。その声が集まってはじめて、本が世に出ます。
だからその制作の裏側には、商業出版では表に出ることのない物語が、実はまだたくさん隠れています。支援者が印刷所を教えてくれた活版印刷の小説集。支援者の投票で挿絵の場面が決まった小説。編集部が自ら梱包して読者に届けた雑誌。「そんなものを誰が買うんだ」と笑われながら、1,137人の支援を集めた社史。ページには書かれていないこうした“もう一つの物語”こそが、読者とつくり手が一緒に本をつくった証です。
「BEHIND THE BOOKS」は、MOTION GALLERYのクラウドファンディングから生まれた8冊を、それぞれの“Behind the Story”とともに紹介する展示です。
そして、読み終えたら作者へ感想を。「読みたい」から生まれた本に、来場者が「読んだよ!」を返す。会場のポストに投函された感想は、そのまま作者のもとへ届きます。支援者の「読みたい」が8冊を世に出したように、あなたの「読んだよ」が、9冊目を生むきっかけになるかもしれません。
■ 会場でできること
- 展示を見る:8冊それぞれの制作の裏側を紹介- 立ち読みする:完成した8冊を手に取って読める立ち読みコーナー
- 作者に感想を届ける:感想文の執筆コーナーで書いて会場のポストに投函すると、そのまま作者へ届きます。投函した方にはポストカードをプレゼントします。
■ 展示する8冊と、それを生んだクラウドファンディング
8プロジェクトの支援者は延べ4,062人、支援総額は43,904,845円にのぼります。▶︎Book 1

https://motion-gallery.net/projects/SOBAJIMAcanCOMPANY-120th
『側島製罐
120年間つくってきた缶のこと。』側島製罐は、社内でしか読まれない社史の脱却を目指し、お金を出してでも買いたくなる120ページのビジュアルブックを制作した。空襲で資料や創業者の写真が消失し「昔は蚕具を作っていた」という口頭伝承のみの中、ヤフオクや国会図書館で歴史を復元。俵万智氏や原研哉氏ら表現者を巻き込み、書店で売れるクオリティを追求した結果、増刷を含め1,300冊以上が缶を愛する人々に届くヒットとなった。
▶︎Book 2

https://motion-gallery.net/projects/kotobanomado
140字小説作品集『言葉の窓』小説家のほしおさなえさんは、10年間Twitterに書き続けた「140字小説」を、活字を並べて和紙に刷る活版印刷の本にする挑戦を始めました。
活版印刷ができる場所が減る中、個人の工房をバトンリレーようにつなぎ、試行錯誤を重ねて500冊を完成。190人の支援者に届けられました。失われつつある手仕事の技術を「使い続けることで未来へ残す」、そんな想いと温もりが込められた一冊です。
▶︎Book3

https://motion-gallery.net/projects/AKAAKA-Rwanda
『あれから--ルワンダ ジェノサイドから生まれて』1994年のルワンダ・ジェノサイドによる性暴力で生まれた子どもと母の記録を、写真家ジョナサン・トーゴヴニクが写真集にまとめた。それから12年後、成人した子どもたちの証言を収めた続編を赤々舎から日英併記版として刊行し、402人の支援を得て費用を調達。遠く離れたルワンダの記録は日本の出版社を経て、再び世界中の書店へと旅立った。
▶︎Book4

https://motion-gallery.net/projects/nicethings
nice things. issue62 明日への扉2020年、発行元の破産で休刊となった月刊誌『nice things.』は、編集長の谷合貢さんが立ち上げた新たな発行元から、復刊を果たしました。
判型や紙質を見直し、1つの取材により深く寄り添う誌面へとリニューアル。さらに取次や広告に頼らず、直接取引を中心とすることで、大量の返本や廃棄といった業界の課題にも向き合いました。復刊1号は1か月足らずで完売し、営業をせずとも書店や雑貨店などへ取扱店が拡大。復刊から6年で24号を積み重ね、最新号は通巻85号を迎えています。
▶︎Book5

https://motion-gallery.net/projects/oti-re1
『その無限の先へ / 引き籠もりヒーロー』2016年に6巻で打ち切りのようになっていたライトノベル『その無限の先へ』。作者の二ツ樹五輪さんが引退を表明した際、熱烈な読者であった会社員の前田さんが引き止め、2人は自力で出版機能を作り上げました。
編集や発送まで自分たちで手掛け、旧版を3冊に再編集して復刊。そして2026年10月、ついに一度も書籍化されていなかった待望の続きとなる第4巻が刊行されます。10年越しに動き出した、ファンと作者の物語です。
▶︎Book6

https://motion-gallery.net/projects/batadon
『腹が減っては〈藝〉はできぬ
――東京藝術大学 大浦食堂物語』東京藝術大学の名物学食「大浦食堂」で半世紀以上厨房に立った北澤悦雄さん。その記憶を残す本作りは、マスターの記憶の薄れもあり難航していました。
そこで卒業生6人の「バタ丼愛好会」が立ち上がり、クラウドファンディングで出版を実現。正確さよりも「記憶そのもの」を残す道を選び、335人の温かい支援によって完成しました。5年越しのマスターのお別れ会も兼ねた、想いのつまった一冊です。
▶︎Book7

https://motion-gallery.net/projects/capsulereproduction
『中銀カプセルタワービル 最後の記録』1972年、建築家・黒川紀章氏が手がけた中銀カプセルタワービル。「建物を交換して生き続けさせる」という「メタボリズム」の思想を持ちながらも、一度も交換されないまま2022年に解体されました。それでも保存・再生プロジェクトにより、23基のカプセルが救い出されることに。修復されたカプセルたちは、国内外の美術館や銀座へと旅立っていきました。ビル自体は失われたものの、その思想はカプセルとともに世界へ旅立ちました。
▶︎Book8

https://motion-gallery.net/projects/tsukijuogashiblues2017
『特装版 築地魚河岸ブルース』エッセイストの平松洋子さんに「人間しか写っていない」と評された、写真家・沼田学さんの築地市場の写真集。定番の競りではなく、ターレーを走らせる男たちの姿を撮り続けました。
クラウドファンディングを通じて169人の支援を受け、印刷やデザインにこだわり抜いた大きな特装版が完成。閉場を目前に控えたギャラリーには、男たちが自分の姿を見に訪れました。築地の「人」の生き様を刻んだ一冊です。
SPECIAL KITCHEN:東京藝大の学食「大浦食堂」の“バタ丼”が1日限りの復活
東京藝術大学美術学部で戦前から80年以上愛され、コロナ禍の影響で2021年2月に閉店した学生食堂「大浦食堂」。その名物“バタ丼”が、BONUS TRACKで1日だけ復活します。
バタ丼は、豆腐ともやしをバター醤油で炒め、ご飯にのせたシンプルな丼。お金のない藝大生のお腹を満たすために生まれ、世代を超えて卒業生に語り継がれてきた一杯です。厨房に立ち続けたマスター・北澤悅雄さんが、この日のために再び鍋を振ります。
若き芸術家のお腹を満たしてきたバタ丼は、芸術祭のお供にぴったりなソウルフードです。

実施するのは、2026年4月にMOTION GALLERYでクラウドファンディングを達成(支援者335人・支援総額367万円)し、書籍『腹が減っては〈藝〉はできぬ――東京藝術大学 大浦食堂物語』を制作した「バタ丼愛好会」と北澤マスター。ギャラリー1で本を読み、キッチンでその物語の一皿を味わう。展示と食をつなぐ、この日だけの企画です。マスターとのお話にも花を咲かせてください。
場所:BONUS TRACK キッチン時間:15:30~19:00(なくなり次第終了)
メニュー:バタ丼 700円(限定50食)、うち卵入り&野菜多め 750円(限定20食)
※価格はすべて税込です。
ムーンアートナイト下北沢とは――最終日のフィナーレを「本と物語」で
「ムーンアートナイト下北沢」は、「月」をテーマに下北沢の街全体を舞台とするアートフェスティバルです。5回目となる2026年は9月18日(金)から10月4日(日)までの17日間、小田急線 東北沢~下北沢~世田谷代田駅周辺で約100の企画が展開されています。下北線路街 空き地には、ルーク・ジェラムによる直径約7mの月の作品《Museum of the Moon》が登場。
「月は1つでも、見る人の状況やタイミングによって違う姿になる」。
17日間、多くの人が訪れた街の芸術祭の最終日に、読者の力で生まれた8冊と、80年以上の歴史があった、芸術大学の学食の復活という“もう一つの物語”でフィナーレを飾ります。月を見上げた帰り道に、1冊の本と一杯の歴史と出会ってください。

開催概要
名称|BOOK LOVERʼS HOLIDAY × MOTION GALLERY ムーンアートナイト編(vol.67)
日時|2026年10月4日(日)ブックマーケット・展示:13:00~20:00SPECIAL KITCHEN:15:30~19:00(なくなり次第終了)
会場|BONUS TRACK (東京都世田谷区代田2-36-15/下北沢駅南西口・世田谷代田駅より徒歩5分)
入場|無料
内容|ブックマーケット、展示「BEHIND THE BOOKS」(立ち読みコーナー、感想文の執筆コーナー。投函でポストカードプレゼント)SPECIAL KITCHEN:「東京藝術大学 大浦食堂」1日限定復活
BONUS TRACK、株式会社MotionGallery
協力|東京藝術大学 大浦食堂プロジェクトチーム、ムーンアートナイト下北沢2026
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