自分で行きたいって言ったもんだから、“どうにかして盛り上げなきゃ”って思って。平成組の若手を集めて、コショコショ話しながら、
「何…、何を歌ったら、五朗さんと、寺さん知ってるかなあ…」
「最近の曲、きっと知らないよ…、たぶん」
「とりあえず、“ようかい体操”歌ってみる??」
みたいな感じで。あははははは(笑)。もう、若手でマイクの取り合いでした。楽しかった…。朝から晩まで幸せな1日でした。
本公演のときのように毎日続いていたら、また違う感覚だったのかもしれないですね。でも、本当にあの日だけで、“またこの方と、共演できるのかな”という方も、たくさんいらっしゃったし。
今回は、お芝居じゃない共演の仕方ではあったけれど、同じステージに立たせてもらえたのは、五朗さんと寺さんのおかげだなと思って、本当に感謝でいっぱいです!
ーーさてさて、1日だけのガラ・コンサート、まだまだお話は尽きません、共演者さんとのエピソードなど、もうちょっとお話をお聞きしたいので、この続きは、また次回としましょうか。
はいッ!
ーーそれでは、今回もたくさんのお話、ありがとうございました。また、次回、よろしくお願いします!
ありがとうございました!! まだまだガラ・コンサートの余韻に浸っている毎日です。全員ではなかったけれど、スタッフさんも、共演者さんも、集まれる方が集まって再会できた1日。いろんな方とお話もできて、新しい刺激も受けて、本当に嬉しかったです。また、この続きは次の金曜日にお話しますね。それでは次回をお楽しみに! 谢谢大家!(皆さん、ありがとう!)
【今回のまとめ】
◎中国入門ポイント
あの人に出会ったおかげで、今の自分がいる。あの人は、人生の高みに上るきっかけを作ってくれた恩人だ。そんな自分にとってプラスとなる、大きな影響を与えてくれる人のことを贵人といいます。
佐江ちゃんの場合、岸谷五朗さんや寺脇康文さん、また、中学校の恩師である濱田先生は、佐江ちゃんにとっての贵人にあたる人といえるでしょう。ビジネスシーンはもちろん、一般の生活の中でもよく使われている言葉です。
また、贵人には、人生のどこで出会うか、また、いつ手を差し伸べてくれるか分かりません。それゆえに、いつ出会うのか、自分にとって相性のいい人はどんな人なのかなど、中国生まれの占いの中にも贵人はよく登場します(第46回)。
もし、あの人がいなければ、今の自分はいない。そんな人が自分にとっての贵人といえるでしょう。
◎今回のフレーズ&単語
☆贵人【guìrén】占術では「自分を助けてくれる人」を指す。このほか、身分の高い人、かつての宮中内の女官という意味もある
*本文中の赤字は、中国語です。
*)中国語の表記は、上海(大陸)で使われている簡体字を使用しています。また【 】内には、中国語の発音表記として漢語拼音(ピンイン)を記しています。
撮影:中川有紀子 スタイリング:山本隆司 ヘア&メイク:JULLY
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