彼ができたら、つい尽くしてしまう。そんな傾向がある女性、いますよね。

「彼のために何かしてあげたい」「彼に心地よく感じてもらいたい」。そんな真っ直ぐな思いから、彼女たちは徹底的に尽くすのです。

尽くす、という行為は美しく見えます。尽くす裏には「自己犠牲」の精神が垣間見えて、「がんばっている」ことが伝わります。

誰かのために自分を(多少なりとも)犠牲にしてがんばる。その姿勢が尊いものに見えるから。

しかし、尽くす行為が行きすぎると、尽くされる側は申し訳なさを感じたり、「ちょっとそこまでしなくても……」と引いたりするもの。

今回は男性が「尽くしすぎ」だと感じる彼女の行動をご紹介します。

まるで母親!?

ある男性から、昔付き合っていた彼女が「過保護な母親」と言っても過言ではないくらい、過剰に尽くす女性だったと聞いたことがあります。彼女はとにかく彼の世話をしたがっていたそう。

彼が彼女の部屋へ泊まりにいくと、バランスのとれた夕食を作って待っている。食卓には色とりどりのおかずが何品も並び、とても豪華な食事です。食後、彼女は後片付けをし、彼には「くつろいでて」と何もさせません。

お風呂や就寝準備もすべて彼女がやり、まるで何もできない子どもが、お母さんに世話をされているかのよう。子どもでも、風呂掃除やちょっとした家事などは担当するものですが……。

彼は一切何もしなくて良かったそうです。

朝は彼女が優しく起こしにきて、寝ぼけ眼で食卓へ行くと、またまたバランスのとれた朝食が並んでいます。

一体何時に起きて準備していたんだ? と驚くくらい手の込んだ「ホテルの朝食」のような食事。

彼は「嬉しい」「ありがたい」と感じたものの、「そこまでがんばらなくてもいいのに」という気持ちのほうが強かったと振り返ります。彼女が無理をしているのでは、本当はしたくないのに、嫌々がんばっているのではないか、と心配になるからです。

もし、彼のために食事を作るにしても、がんばりすぎることだけはやめて。「無理してない?」と言われたら、自分がやりたいからやっているだけ、と伝えたほうが良いでしょう。