今や、家事、育児、仕事の全部をこなすパワフルなママが多いですが、家事が正直、しんどく感じてしまうことはありませんか?

そんなときには、ぜひ楽しくなる工夫を! 家事がぐんと楽しくなっちゃう、とっておきの方法を、家事代行CaSyのお料理キャスト・片平光子さんとお掃除キャスト・隈河綾子さんに教えていただきました。

家事が楽しくなくなる原因は?

料理、掃除、洗濯などの家事が楽しくなくなる原因はどんなことにあるのでしょうか? 片平さんと隈河さんによると、次のことが考えられるといいます。

料理

片平光子さん(以下、片平)「1汁3菜などのルールに縛られて、義務感に縛られてしまっており、『家族のために美味しいものを作ろう!』という前向きな気持ちが損なわれているのかもしれません。

また毎日のことなので、何を作ったらよいか献立を考えつかなくなってくるのも、しんどいと感じる原因の一つです」

掃除・洗濯

隈河綾子さん(以下、隈河)「掃除機などの掃除用具が取りにくい場所にある、掃除機が重い、物が多くて掃除機がかけづらい、洗濯物を溜めすぎて畳むのが苦痛といったことがあるのかもしれません。

それぞれの家事にとりかかるまでのアクションが多い仕組みになっていたり、作業しにくい環境になっていたりすると面倒に感じ、家事へのワクワクする楽しさは生まれません」

これらの原因、思い当たるママは多いのでは?

家事を楽しくするにはどうすればいいの?

そこで片平さんと隈河さんに、家事を楽しくやるための対策をアドバイスいただきました!

料理

1.たまには思い切ってお休みする!

片平「思いきって料理は休んで、お料理代行、外食、お惣菜などに頼ってみるのもおすすめです。

特にお料理代行は『家族に作ってあげる』ばかりのママが『自分のために人が作ってくれる』といつもとは真逆の体験ができるので、とても幸せを感じます。そうすると、自然と『また家族に作ってあげたい』とモチベーションが上がります」

2.具材セルフ乗せメニューに!

片平「食べる人が具材を自分で載せる丼やうどん、手巻き寿司などのメニューにします。ママが料理の手間をかけなくても、自分がやれることで子どもが楽しんで食べてくれますよ」

3.美味しそうな食べ物の写真やレシピ動画を見る

片平「食べ物の写真やレシピ動画を見て見ましょう。これ食べたい、という気持ちが湧き、料理をする気が起きてきます」

掃除・洗濯

1.タイマーをかけて、掃除は5分だけルール

隈河「5分に限定して、その日一番気になるところを掃除してみましょう。1日5分ずつでも毎日やればいろんなところがきれいになります。1箇所でもきれいになると気分が上がります」

2.自分一人で頑張らない。

隈河「パパやお子さんにも声をかけて一緒にやってみるのも一つのアイデア。例えば今日あったことを話しながらとか、洗濯物を早くたたむ競争するなど。お子さんには簡単にたためるタオルがおすすめです」

3.自分にごほうびをあげる

隈河「美味しいコーヒー、チョコレートなど。掃除する前の景気づけ、終わった後のご褒美にささやかなものを用意してみましょう」