5月29日は、「エス(5)ニック(29)の日」。
数年前からエスニック料理はグルメな人たちの間で流行っていて、パクチーなどは特に最近目立ったブームですよね。その人気は、パクチーをふんだんに使ったパクチー料理をひたすら食べるという“パクチー女子会”が各地で行われるほど。

「エスニックの日」であるこの日を迎えるにあたり「日本エスニック協会」が選んだ“本当に美味しいエスニック料理グランプリ”では、前菜からスープ・鍋・スイーツなどあらゆる部門に分かれてランキング付けが行われました。

エスニック料理と一言で言っても、各地方の歴史によって味も全く違い、奥が深いものですよね。

これからの暑い夏に向けて、香り立つ辛いエスニック料理を食べるのがグルメの通。今、どんなエスニック料理が人気なのでしょうか。

やはり今年の注目は「マッサマンカレー」!

SNSでも“友達”が食べた様々なカレーの写真を見かけることが多いですよね。
今回エスニック料理グランプリの中でも、もちろんカレー部門が設けられました。

栄えある1位の座を得たのは、米国情報サイト「CNN Go」でも、最もおいしい食べ物として選ばれた「マッサマンカレー」!

このカレーは、世界でも注目され、日本でもマッサマンカレーヌードルや、大手メーカーからレトルト食品が発売されるなど大きく注目されたものであります。

2位以下のランキングは、
2位「バターチキンカレー」
3位「グリーンカレー」
4位「ポークビンダルー」
5位「フィッシュヘッドカレー」
となりました。

2、3位は、なじみのあるカレーになっている人も多いのではないでしょうか。
いまやどこへ行っても見かけるインドカレー屋で、定番カレー・日替わりカレーのメニューになっています。
バターチキンは、バターと鶏肉の甘みがうまくカレーと解けあっており食べやすく、女性にも男性にも人気があります。

グリーンカレーも、野菜がふんだんに入っているので“カレーを食べたいヘルシー志向の女性”に人気のある印象です。野菜の甘みが、鼻に抜ける香りになるので上品なイメージもあります。ルーがグリーンで特殊であり、話題にしたくもなる一品です。

これから来るかも!? 4位の「ポークビンダルー」って?

このランキングで実は注目したいのは、4位にランキングしたインド・ゴア地方を代表するカレー「ポークビンダルー」であります。

なぜ注目したいかというと、「ポークビンダルー」は、酢とスパイスでマリネした豚肉を煮込んだスパイシーなカレーで、まだ日本では都内でも食べられるお店が少ないのにも関わらず、コアなカレー好きの間では絶対に食べたいカレーの一つとして有名です。

インドカレーで「バターチキンカレー」の次に現地でポピュラーであるほうれん草とチーズのカレー「パラックパニール」をも抑えているところがカレー通の興味をよりそそっています。

ここまでたどり着くのは相当のカレー通ですが、エスニックカレーには本当に様々な種類があり、それを開拓していけるのがなんとも楽しそうですよね!