子どもたちが集まるクリスマス会などのキッズパーティーを開く予定のあるママは、メニュー決めや飾り付け、盛り付け方に悩んでいませんか?
そこで今回はプロにキッズパーティーが盛り上がるおすすめのメニューや工夫、注意点などを伝授してもらいました! ぜひヒントにしてみてくださいね。
管理栄養士が伝授!キッズパーティーのメニューの選び方
クリスマス会などのキッズパーティーは、育ち盛りの多くの子どもたちが集まる場。お料理を用意する担当になったら、栄養面を考えたいものです。
そこでキッズ食育トレーナーの小野寺みゆきさんにメニューの決め方をアドバイスいただきました!
小野寺みゆきさん(以下、小野寺)「子どもにとって必要な栄養を摂取することはとても大切ですが、キッズパーティーなどのイベントの際は、『楽しむこと』『子どもが喜ぶもの』、つまり“心の栄養”を最優先に考えたいものです。
パーティーメニューだけでバランスよく栄養を摂るのはむずかしいので、前後の食事でうまくカバーできるようにするといいと思います。例えば、翌日の食事は魚を中心とした一汁三菜の献立にする、野菜がたくさん摂取できるポトフにするなどです」
キッズパーティーメニューは、子どもが大好きな喜ぶメニューを選べばいいようですね。
小野寺「ただ、子どもの好きなもの、例えば唐揚げやフライドポテトなどばかりを並べると、脂質の摂りすぎになりやすいため、揚げ物は1~2品に留めるのをおすすめします。
成長期の子どもに特に必要なたんぱく質やカルシウムが摂取できる食材を用い、彩りをよくする意味でも緑黄色野菜でビタミン類をプラスできると好ましいです」
栄養を考えたキッズメニュー3選!
キッズパーティーにはどんなメニューがいいのでしょうか? 小野寺さんに栄養も考えられた3つを教えていただきました!
1.手作りチキンナゲット
小野寺「特に小さいお子さんの場合、固いお肉はまだ噛み切れないことがありますので、鶏ひき肉で作る手作りのナゲットはおすすめ。子どもに人気のメニューでもあります。
タネに豆腐を加えるとカルシウムがプラスされ、食感も、やわらかくふわふわに。衣を付けずに揚げると、タネへの油の吸収も抑えることができます」
2.スパニッシュオムレツ
小野寺「卵は良質なたんぱく質源として活用したい食材です。オムレツなら中に好きな具材を入れられるのも魅力。
チーズやごまを入れれば、カルシウムをプラスできます。ブロッコリーやトマトを加えると、野菜も一緒に摂取できるだけでなく見た目も華やかになりますので、パーティーにもおすすめです。
もっと目で見て楽しむことにこだわるなら、丸く焼いてケーキのようにカットしたり、切り方を変えたりしてアレンジしてみましょう」
3.キャロットライス
小野寺「炊飯器でご飯を炊く際、すりおろしたニンジンとチキンコンソメを一緒に入れるだけで、オレンジ色のチキンピラフ風のご飯が炊けます。炒めないので油の使用を控えることができるのもおすすめポイントです」
キッズパーティーのメニューの飾り付け&盛り付けワザ!
さあ、メニューが決まったら、パーティーの飾り付けや盛り付けも工夫しましょう!
可愛いキッズパーティーにもぴったりのパーティーグッズを取り扱う専門店、リトルレモネードの担当者さんに工夫の仕方を教えていただきました!
1.ワンプレートにまとめる!
リトルレモネード担当者さん(以下、リトルレモネード)「子ども一人一人に対して、複数のメニューをあらかじめワンプレートで提供すると、見た目もにぎやかでパーティーメニューらしくなります。大きさの違うプレートを2枚重ねて演出するのもおすすめ!」