子育て中のママにとって、毎年の大掃除は大仕事であり、悩みのタネでもありますが、そもそも普段から掃除自体が苦手なママも少なくないのでは?

「マメに掃除しなきゃいけないのはわかってるけど、時間があるとついネットしたりテレビ見たりして、掃除を後回しにしてしまう」

「換気扇やレンジ周りなどの手間がかかる掃除は、ついついサボって汚れがたまり、また腰が重くなる…という悪循環になりがち」

そんな根っからのズボラママが、掃除へのモチベーションを少しでもアップさせるための秘策を紹介します!

1.粗大ゴミを処分してみる

「いつか捨てよう」と思って部屋の隅に放置してある古い家具や電気製品。ズボラママなら一つや二つ、いやそれ以上思い浮かぶのではないでしょうか?

まずは、それらの粗大ゴミを一気に処分してみることをおすすめします。掃除と直接の関係はなさそうに思えますが、意外と効果は絶大。

放置していた粗大ゴミを処分すると、達成感も得られますし、部屋のスペースが増えてスッキリするので、「掃除しよう!」という気持ちが生まれやすくなるのです。

ただし、根がズボラなタイプの人の場合、「これはまだ使えそうだからメルカリで売れないかしら?」「費用を安く済ませたいから、複数の不用品回収業者に見積もりをとって調べよう」なんて考えていると、途中で面倒になって、また処分が後回しになる可能性も…。

処分方法をあれこれ選ぼうとせず、もっとも一般的で手っ取り早い方法で、粛々と手続きを進めるのがいいでしょう。

家具、寝具、電気製品、自転車などの粗大ゴミは、自治体の窓口に連絡して引き取りをお願いするという処分方法が王道です(ただし、家電リサイクル法対象品目であるエアコン・テレビ・冷蔵庫・洗濯機はこの方法では捨てられません。新しい製品を購入するお店か、捨てる品を買ったお店に引き取ってもらうのが一般的)。

細かい方法・手順は自治体によって異なりますが、たとえば筆者の住む地域では、電話で収集日、手数料、収集場所を確認し、コンビニなどで手数料の有料シールを買って貼り、収集日に指定場所に出したらオシマイです。

2.拭き掃除は、素敵な香りの洗剤で

ちょっとサボっている間に汚れすぎてしまった床や窓、換気扇、ガステーブル、お風呂……。頑固な汚れをゴシゴシ拭いて落とすのって、体力が要るし腰が重いですよね。

そうした拭き掃除がおっくうというママは、新しいクリーナーやスプレー(つまり洗剤)を買ってみては?

汚れを落とす効果が高い強力タイプもいいのですが、意外とモチベーションを上げてくれるのが、バラやハーブなど、ママが思わずときめく香りが付いたもの。

最近は、大手メーカーがさまざまな香り付きの洗剤を出していますよね。パッケージが可愛い海外メーカーの製品もおすすめです。

シュシュッとしたときに良い香りが広がると、気分が上がって「またお掃除しよう」という気持ちが芽生えやすくなります。

雑誌などには重曹や精油で作る手作りクリーナーのレシピが載っていることがありますが、ズボラな自覚がある人は、手作り系には手を出さない方が無難。失敗する可能性もありますし、使い残しの処理など、面倒なことが増えますから…。