こんにちは。料理研究家という職業柄、家事や料理が好きな圓道隼人です。

いつも使うキッチンまわり、皆さんはどう収納していますか? 毎日立つ場所だけに、「もっと使いやすくしたい」と思っている方もいるのでは。

今回は、整理収納アドバイザーとして『あさイチ!』(NHK系)などにも出演し、新刊『幸せをつくる整理術「ガラクタのない家」』も話題の井田典子さんに、使いやすいキッチン収納メソッドを教えていただきました。

井田典子さん

井田さん流、片付けのキーワードは「だ・わ・へ・し」だといいます。

だ:すべてを出す
わ:種類別・目的別に分ける
へ:いる・いらないを決めて減らす
し:取り出しやすく、戻しやすいように、しまう

この4つのメソッドに基づいて生まれ変わった、キッチン収納のビフォアーアフターもお見せします。

最初に「だわへ」を実践!

ごちゃごちゃとモノを出しすぎたBefore

何をどれくらい持っているのか把握するために、収納場所からすべてを出して並べてみます。シンク下や上、ガスコンロ下の棚にしまっていたもの、窓下の空間に置いていたもの…全部です。

食器類すべて
こんなにモノが詰まっていたなんて

次は分ける作業です。食器類(皿、カトラリー、箸など)、食料品(主食、副食物、調味料の3グループに)、飲料(水、お茶、珈琲など)、調理器具類(鍋、ボウル、おたまなど)、消耗品類(ラップ、スポンジなど)のように、同じグループのものはまとめて置きます。

続いては減らす作業です。今回減らすものは主に食料品とのことなので、賞味期限が切れているかいないかを目安にチェックし、切れているものは処分します。収納方法を変えれば、賞味期限が来る前に食べ切る習慣ができますよ(井田さん)