▼特別賞
・『ガンダムプラモデルシリーズ』バンダイ
日本初のコンテンツで世界中に誇れる日本のおもちゃとして特別賞に輝いたのは、ガンダムプラモデルシリーズ、通称『ガンプラ』。
今年35周年となるガンダムシリーズは、キャラクターモデルとしては異例の長寿コンテンツ。国境を越えて、世界中の人に愛され楽しまれているガンプラシリーズの受賞に、会場から大きな拍手が送られました。にわかガンプラファンである私も、会場でこっそり胸を熱くしていましたよ!
▼2014年度ヒット・セールス賞
・『妖怪ウオッチ タイプ零式』バンダイ、発売中
過去1年のなかでもっとも消費者に支持され、売り場に貢献した2014年度ヒット・セールス賞は、いわば昨年もっともよく売れたおもちゃであるという証。
こちらは、バンダイの『DX妖怪ウォッチ タイプ零式』が堂々の受賞。
この零式だけでなく、妖怪メダルや雑貨、ぬいぐるみにいたるまで、妖怪ウォッチ関連のものは幅広い分野で売れたそうです。ちなみに、タイプ零式の販売台数は現段階で約200万台売れたとのこと。2014年のおもちゃ業界の売り上げを引っ張り上げた、まさに立役者といえるでしょう。
2014年度おもちゃ市場の動きと2015年のキーワード
といっても、2014年度にヒットしたのは『妖怪ウォッチ』だけではありません。
『アナと雪の女王』や『ファンルーム』は女の子の間で大ブーム。定番の『レゴブロック』やけん玉、自宅で遊べる砂『キネティックサンド』などのアナログおもちゃも好調。
2014年度の市場規模は前年度子の109%となり、過去10年で最高の売り上げになりました。
今年のおもちゃショーでは、ウェアラブルや新技術、コミュニケーションをテーマにした話題作も多数登場。会期中は約3万5000点ものおもちゃが展示されます。おもちゃ大賞受賞作品はすべて展示されているので、ぜひ手に取ってその楽しさを体験してみてください。
なお、家族で行くなら『キッズライフゾーン』がおすすめ。玩具業界以外の企業が出展する、おもちゃショーの新たな目玉コーナーで、今年はサンリオや などが初出展するそうです。
また、土日の一般公開日には、『妖怪ウォッチ』『ニンニンジャー』などのステージも開催されます。16万人もの来場者が見込まれているので、混みあうことが予想されますが、家族で出かけてみるのもおすすめです。